まさかの５試合（先発１試合）で０ゴール。古橋亨梧は１月にレンヌへ移籍したが、フランスの地で苦しんでいる。そのため、夏にセルティックに復帰する可能性があるか話題になっているところだ。

　一方で、セルティックのサポーターが古橋の得点力を懐かしむことはなかった。代わりにCFの位置でプレーするようになった前田大然が、同胞の存在を忘れさせるほど活躍しているからだ。

　セルティックが本当に古橋の復帰を狙うかは分からない。ただ、もしも古橋を戻すとなれば、必然的に前田のポジションが注目される。シーズン公式戦30得点をあげたゴールゲッターを、ウイングの位置に戻すべきだろうか。

『Football Insider』は３月31日、「１月に売却したばかりにもかかわらず、セルティックはフルハシを戻すための取引を狙うかもしれない。日本人ストライカーが新チームで５試合にしか出場していないからだ」と報じている。

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「ジョッタが復帰してすぐに調子を取り戻せたことは、フルハシが復帰して再び得点力を爆発させることを願って動くうえで、セルティック首脳陣にとって心強いかもしれない」

「もしも彼が復帰した場合、１月以降のマエダが９番として見事だったことで、ブレンダン・ロジャーズ監督はマエダをどこで使うかという興味深い窮地に立たされる」

　古橋と前田がピッチで一緒に活躍してきたのは周知のとおりだ。一方で、後者が得点力を開花させたなかで、30歳の前者を復帰させるべきかの議論もある。ただ、今季のブレイクで前田の注目度は高まっており、夏の去就が取りざたされることも想像にかたくない。

　セルティック、そして古橋と前田は、来季に向けてどのような決断を下すのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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