「中立じゃない…我々は排除された」ソシエダ指揮官、“マドリー贔屓”に嫌気。2発の主将もオフサイドだと断言

 久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地時間4月1日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝の第2レグで、レアル・マドリーと敵地で対戦した。

 ホームでの第1レグを0-1で落としていたなか、今回は1か月前と打って変わって点の取り合いに。4-3で90分を終え、2戦合計4-4で延長戦に突入すると、115分にアントニオ・リュディガーに決勝点を浴び、激闘を落とした。

 この試合で注目を集めている判定がある。85分にCKからオーレリアン・チュアメニがマドリー側の3点目を挙げる直前のシーンだ。

 ルカ・モドリッチの縦パスにオフサイドポジションにいたキリアン・エムバペが反応。エムバペはボールに触れなかったものの、ソシエダのDFイゴール・スベルディアを自身に食いつかせ、プレーに関与したように映った。しかし、オフサイドの笛は鳴らず。ホームチームはそのまま攻撃を続け、最終的に得点に繋がるCKを獲得したのである。
【動画】ソシエダ側からすればノーオフサイドはきつい…エムバペがぬるっと戻り…
 久保のアシストもあり、2ゴールを奪ったキャプテンのミケル・オジャルサバルは、ノーオフサイドに対して不満を露わに。スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、試合後に「エムバペがイゴールを混乱させようと動いたので、(オフサイドは)明らかだ。関与している」と訴えた。

 また、イマノル・アルグアシル監督もこう言い放った。

「あれはオフサイドだった。いつもなら笛を吹いていた。それについては触れない方が良い。彼は吹かなかった、それだけだ。我々は、中立でならなければならないセクションからの助けを排除された。マドリーは大きなチームであり、助けは必要ない。もし他の場所で起こっていたら、ゴールを与えていなかったのは明らかだ」

 マドリー贔屓に嫌気がさしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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