バイエルン2年目で“無冠の帝王”脱却が迫るケイン、プレミア復帰はある?「結局のところ僕は…」

 ハリー・ケインは得点王をはじめ、これまで数々の個人タイトルを手にしてきた。華々しいキャリアを築いているものの、トッテナムでチャンピオンズリーグ決勝、イングランド代表でEURO決勝で敗れるなどし、チームタイトルの獲得はいまだゼロだ。

 しかし、バイエルン・ミュンヘンに加入して2年目の今季、無冠脱却の可能性が高まっている。チームが残り7試合で2位のレバークーゼンに勝点6差をつけ、ブンデスリーガ首位を走っているのだ。

 もし念願の優勝を果たしたとすれば、次に人々の関心を集めるのは、「プレミアリーグに復帰するのかどうか」ではないだろうか。というのも、31歳のイングランド代表FWは、アラン・シアラー氏が持つ同リーグ最多得点記録260点まで、あと47点に迫っているのだ。
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 再び母国でプレーする日は来るのか。ケインは米ネットワーク『ESPN』のインタビューに応じた際に、そう質問を受け、こう答えた。

「分からない。キャリアを通して言ってきたけど、僕はあまり先を考えたくない人間なんだ。僕はここですごく幸せだよ。素晴らしいチーム、素晴らしいコーチングスタッフに恵まれているし、最高のコンディションだ。僕は可能な限り高いレベルでプレーしたい。ここが最高だ」

 先のことは分からない。確実なのは、「高いレベル」を求めていることだ。

「フットボールは短期間で色々変わるし、色々な出来事が起こりうるけど、結局のところ僕はここに集中している。他のリーグや他のチームについては考えていない。フットボールでは、ただ流れに身を任せるのが好きだし、今のところ、その流れはここバイエルン・ミュンヘンにある」

 ケインはブンデスリーガに加え、準々決勝まで勝ち進んでいるチャンピオンズリーグでもタイトルを掴めるか。「無冠の帝王」という不名誉な称号に、永遠の別れを告げたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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