退職代行サービス「退職代行モームリ」が1日、公式Xを更新。「入社直後に最も多い退職理由」を明かした。

■正社員は2万2,000円

モームリは、依頼者に代わり退職意思を会社に伝えるサービス。

労働組合法適合の資格証明を受けた「労働環境改善組合」と提携しており、退職にあたり会社との交渉は、労働組合の組合員が団体交渉権を持って、組合に加入した依頼者に代わって交渉を行う。公式サイトでは「当社は退職成功率100％を継続中です」と説明している。

依頼料は正社員2万2,000円、アルバイト1万2,000円。

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■4月1日だけで134人

新年度を迎えた1日。全国各地で入社式が開かれたが、すでに新入社員からも退職代行の依頼が。「25年度新卒5人」「社員96人」「パート・アルバイト20人」など、同日の退職代行実績は134人と伝える。

新入社員の退職理由については「社長が入社式の最中に新卒社員ともめて、みんなの前で怒鳴ったことに加え、廊下に出して『なめてんのか』と説教。（女性・事務関連）」「入職前の研修がありマナーやコミュニケーションなどの5時間ほどの研修で講師の方の脅しのような言葉、看護学生と社会人は違うとの言葉があり自信を無くしてしまった。（男性・医療関連）」「思っていた接客業務と違い、やりがいを感じる機会がないと感じた。（女性・飲食業）」などと紹介した。

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■「入社直後に最も多い退職理由」

理由はさまざまだが、モームリによれば「入社前に聞いていた内容が、実際に勤務すると全然違う…。入社直後に最も多い退職理由です」とのこと。

コメント欄には「ギャップに絶望はあるあるやね」「1日で見切りをつけた5人の新卒たちは有能だな」「新卒者の退職代行利用、これから増えそうですね」との声や「私も初日に辞めたな…パソコン使って事務のはずがハンダゴテ持たされて分解後組み立て…全く違う仕事…」と体験談が寄せられている。

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■退職理由や実績を紹介

（文／Sirabee 編集部・荒井どんぐり）