
今シーズンから加入したフィオレンティーナで、公式戦21ゴールと爆発しているのがイタリア代表のFWモイゼ・ケーンだ。
現地時間3月23日のドイツ戦で2ゴールを奪ってクラブに戻ると、29日のアタランタ戦では44分、ハーフウェーライン付近でDFからボールを奪うとそのまま独走。GKダビド・デ・ヘアとの1対1を冷静に制し、貴重な決勝点を奪いチームを勝利に導いている。
この活躍に目を細めているのが、元イタリア代表FWで、フィオレンティーナのレジェンド、ルカ・トー二だ。
同クラブで得点王に輝いた経験もあるトー二は『Gazzetta dello Sport』のインタビューで「正直、彼には驚かされた。でもまだ成長できると確信している。彼のベストはまだ見ていない」と25歳のストライカーに期待を寄せている。
【動画】アタランタ戦で決めたケーンの決勝ゴール
「彼は元々優れたポテンシャルの持ち主だったが、ストライカーにとって一貫性はとても重要だ。フィオレンティーナは夏に1300万ユーロ(約21億4500万円)を支払ったが、これが素晴らしい取引だと証明した」とフィオレンティーナ移籍がキーンにとって最適な判断だったと強調。
「フィレンツェの街はアイドルを愛してくれる。私自身も経験したことだがスタジアムでは厳しくても、街中ではファンが温かく迎えてくれる。キーンにとって、愛情と適切な環境が必要だったんだ」と続けている。
「今は彼次第だ。彼はすべての資質を備えている。レバンドフスキ、ハーランド、ケイン、エムバぺ、サラーといったスーパースターに続く、ヨーロッパ最高のストライカーの一人になれる。モイゼのように20ゴール以上決められるストライカーはそう多くないと思う」とエールを送った。
果たして、キーンはイタリア代表のエースとしてさらなる飛躍を遂げるのか。今後の活躍に注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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