大学の研究室に自宅の鍵を忘れてしまった男子大学生。取りに戻ったのですが、夜の研究室のドアはロックされていて入れません。ピンチに陥った彼でしたが、友人や研究室の仲間、謎の救世主の協力で……。Instagramで公開されたマンガが、「学生らしいエピソードでうらやましい!」「あの救世主の正体はいったい……」と話題の作者、「忍者ママ」さんにお話を聞きました。
マンガ「夜の大学に侵入した話」のカット(忍者ママさん提供)
【マンガ本編】深夜、研究室に家の鍵を忘れた大学生 「ロック解除できない…」予想外の展開とは?
ロックされた夜の大学、どうやって侵入する?
自宅の鍵を大学の研究室に忘れてしまった出来事を描いたマンガ「夜の大学に侵入した話」(全6話)が、Instagramで合計2万2000以上のいいねを集めて話題となっています。
大学の研究室に自宅の鍵を忘れてしまった男子大学生。取りに戻ったのですが、夜の研究室のドアはロックされていて入れませんでした。「これは詰んだ……」と思った彼でしたが、助けを求めた友人や研究室の仲間、そして謎の救世主のおかげで……。読者からは、「良い思い出になりましたね」「同じ研究室のトンボくんとは仲良くなれたのかな」「あの救世主の正体はいったい……」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでエッセイマンガを発表している、漫画家の「忍者ママ」さんです。忍者ママさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーこの一件をきっかけに、次男くんはトンボくんと仲良くなりましたか?
研究室内で話す仲にはなったようです。一緒にご飯に行くことはまだハードルが高いみたいですね。とりあえず今回のお礼としてジュースをおごったそうです。
ーー作中に登場した「怪しい人」を、その後大学内で見かけたり、交流したりすることはあったのでしょうか?
このとき以外での交流はないようです。「見た目からして大学生だったから、同じ大学の軽音部の人かも」と次男がいっていました。
ーー読者からは、「夜中にそんなにパスワードを間違えて、大丈夫だったのですか」という声もありました。後日、教授やセキュリティ担当の方などから何かいわれなかったのでしょうか?
特に何もいわれていないみたいです。大学経験のない私も「大丈夫か、こんな話を描いてしまって」と思いましたが、長男と次男いわく「大学あるある」らしいです。
ーー今回の件を機に、次男くんはどのようなことを学びましたか?
「自分への損得抜きで相手のために行動できる人間になりたいと思ったし、そうしてくれる仲間は大切にしたいと思った」といっていました。最近まで就活をしていたからなのか、お手本のような回答でした。
ーーこの作品をはじめ、普段作品を制作するときはどのような点にこだわっていますか?
起承転結を分かりやすく描くことを意識しています。また、寝る前や仕事後にサクッと読みやすいように、話が長くなりすぎないことも心がけています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「良い思い出になりましたね」「トンボくん、なんて良い子なの」「ここから始まる新たな友情!」などのコメントをいただきました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
次男からこの話を聞いたとき、シンプルに「面白いな」と思ったことがきっかけです。