カナダで油断して買い物すると騙される!?→家に帰って叫びたくなる理由【こんなとこだよカナダ(44)】

カナダで油断して買い物すると騙される!?→家に帰って叫びたくなる理由【こんなとこだよカナダ(44)】
(前回の続き)カナダでは先住民の使う名前をそのまま使った地名や通りの名前があり、現地人でも正しい読み方がよくわかっていないお話をご紹介しましたが、更に致命的になるのが日常で使ったり買ったりする商品の名前です。
「いやいや、カナダだし英語が喋れる帰国子女で何が困るの?」なんて言われちゃいそうですが、街中で気を抜いて買い物をしていてると、手に取った商品の文字が読めないという現象がカナダでは起こるんです。
カナダに一度訪れた人なら知っている方も多いかもしれませんが、実はカナダの公用語は、英語とフランス語です。
フランス語を話す人の殆どはケベック州におり、他の州ではほぼ英語なのですが公用語なのでカナダで一般的に販売される品物は、必ず英語とフランス語の2言語で表記する必要があります。
例えばアメリカとカナダで販売されている全く同じコーンフレークの商品でも、カナダでは2言語を表記しなければいけないので、物凄い情報量が箱に記載されています。。。
同じ面で2言語入れることを諦めて、表面は英語で裏面がフランス語というデザインも多く、店舗で陳列作業をした人の遊び心だとは思いますが、たまに…いえ、かなり頻繁に、陳列されている商品がフランス語面だけになっていることも。
商品がそれしかない物はまだいいのですが、問題になるのは商品にオプションやバリエーションがあるもの。
スーパーできちんと商品の英文側を読まずにカートに入れて、無塩バターではなく有塩バターを買ってしまったり、スタバのフレンチバニラボトルを買ったつもりがラテボトルを買ってしまっていたり、数年の間になんど「やられたー!」という思いをしたか…。

カナダで油断して買い物すると騙される!?→家に帰って叫びたくなる理由【こんなとこだよカナダ(44)】
日常の一コマですら気が抜けない、カナダはそんな場所です。
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