
2025年4月6日になでしこジャパンがコロンビア女子代表と国際親善試合を戦うので、2025 SheBelieves Cupでのコロンビア戦を改めて視聴した。そこで何をチェックしたかと言えば、4-3-3システムの左インサイドハーフで先発出場した谷川萌々子の細かい動きである。
日本が4-1と快勝したこの試合で、谷川は1得点・1アシストと確かな結果を残している。とりわけ開始18秒の先制ゴールは観衆の度肝を抜く衝撃弾で、彼女のスター性を示す一撃でもあった。
「1得点・1アシスト」の部分だけを見れば大活躍した、となる。しかし、本当にそうなのか。そんな疑問があったので、彼女のプレーを観察したのだ。メモ書きレベルだが、主なアクションを時系列に並べると以下のようになる。
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<前半>
18秒/先制ゴール。
7分/プレスで奪い返す。
7分5秒/クロスを失敗(CK獲得)。
7分35秒/コーナーキックからアシスト。
11分/中盤でパス、ゲームメイク。
12分/ゴール前でシュートを打てず。
14分/田中へスルーパス、エリア内でパス失敗。
15分22秒/良いトラップから左サイドに展開。
20分20秒/スルーパスを受けてドリブルミス。
26分52秒/田中に2タッチで縦パス。
27分36秒/良いキープから藤野にパス。
28分10秒/自陣エリア内でバックパス。
38分20秒/敵陣で田中にパス。
38分25秒/スルーパス失敗。
<後半>
47分12秒/敵をかわして左サイドにパス。
48分06分/ゴール正面でFKを獲得。
49 分40秒/FKをふかす。
50分11秒/左足でシュート。
57分30秒/中盤で守備。
66分に林穂之香と交代するまで、谷川はまずまずボールに絡み、足もとの高い技術を見せていた。ただ、気になったのは切り替え時の反応の鈍さ。特に守備移行時に相手への寄せが甘く、そのせいでボール奪取の回数が多くなかった。コンディションが悪かったからなのか、もしそうでなければ、攻守両面での切り替えの遅さは谷川の欠点となる。
この試合のプレー詳細から推測できたのは、谷川のアジリティとクイックネスが長谷川唯のそれに遠く及ばないという点だ。なでしこジャパンの絶対軸・長谷川と上手く共存するにはそこのレベルアップが必要かもしれない。
なでしこジャパンのファン・サポーターはきっと、長谷川と谷川の素晴らしい連係を期待している。それを実現するためにも、谷川にはさらなる成長が望まれるだろう。今回のコロンビア戦は残念ながら怪我で招集辞退したが、まだ19歳。伸びしろしかない。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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