JFLのいわてグルージャ盛岡でプレーする元日本代表のDF西大伍が４月４日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。合わない上司との向き合い方に関する持論を語った。

　自身のXに、職場の上司との折り合いが悪く、適応障害と診断されて休職中と深く悩んでいる人から、どうすればいいかという相談が来たという西。自身の職業であるサッカー選手は、人間同士の相性が合わなくても実力の方が優先されるとしたうえで、現代社会についての私見を述べた。

「今は、どちらかというと働いている側に主導権がありますよね。だから、何の職業であっても、まず自分のスキルやできることは、絶対に持っていたい。それが自分の自信にもつながりますし、同じ業種の違うところに行くという考えにもなるかもしれないです。そのスキルや技術は、違う業種でも使えるものであれば、違う業種に行くのもありです」
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　そして、「辛い職場だったら、僕だったら確実に辞めることを選ぶと思います。転職や違う職場に異動を考えていい」と提案。また「異動や転職をしてみて、それでもどこに行っても誰とも合わないのであれば、それは自分の方に何か違うところがあるのではと考え、それを直していくことが必要です」とも主張する。

　転職に加え、起業も一つの手段だとして「勇気がいることかもしれないですけど、一度その世界から出てみるのも、手なのでは」とコメントした。

　札幌や神戸、浦和などのクラブや、J１からJFLまでのカテゴリーで豊富な経験を持つ37歳が、ファン・サポーターからの悩みに真剣に答えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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