
チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1レグが4月8~9日にかけて行なわれる。最も注目のカードと言えるのが、アーセナル対レアル・マドリーだろう。アーセナルはFAカップとリーグカップで敗退し、プレミアリーグでも首位リバプールに大きく水をあけられ、優勝は絶望的な状況。事実上、CLが今シーズンの唯一残されたタイトルだ。
一方、連覇を狙うマドリーは、ラ・リーガでは首位バルセロナを勝点3差で追い、コパ・デル・レイでも決勝に進出(決勝の相手はバルサに決定)。クラブ史上初の3冠(ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、CL)も十分狙える状況だ。
ある意味で対照的と言ってもいい両者だが、意外なことに過去の対戦は2005-06シーズンのCLラウンド・オブ16のみ。このときはアウェーでの第1レグを1-0で制したアーセナルが、第2レグをスコアレスドローに持ち込み、トータルスコア1-0で準々決勝に駒を進めている。
実に19年ぶりとなる両者の対戦。アーセナルの主将マーティン・ウーデゴーの古巣対決など注目ポイントは多いが、特別な因縁を感じるのが、マドリーFWキリアン・エムバペとアーセナルDFウィリアム・サリバのマッチアップだ。
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ともにフランス代表のチームメイトというのはもはや説明不要だが、このふたりの関係性はそれだけではない。ともにフランスはボンディの同じ小学校の出身で、エムバペの父親がコーチを務めるASボンディという少年サッカークラブでプレーした経験を持つ。
サリバ自身もエムバペの父から直接指導を受け、また3歳年上のエムバペとも休み時間などに一緒にサッカーをしていたという。小さい頃から互いを知る“兄弟弟子”とも言える間柄だ。
アーセナルはサリバと鉄壁のCBコンビを組んでいたガブリエウ・マガリャンイスが、1日のフルアム戦(プレミアリーグ30節)でハムストリングを負傷し、シーズンアウトに。サリバには守備の要として、これまで以上の働きが求められる。
一方のエムバペは、序盤こそマドリーでの適応に苦しんだが、後半戦にかけて一気にフィット。得点のペースを大幅に上げていて、エースとしてヴィニシウス・ジュニオール以上の存在感を発揮している。3冠達成となれば、自身初のバロンドール受賞も考えられるだろう。
サッカー界を代表するスーパースターとなったエムバペと、世界最高レベルのCBに成長したサリバ。世界最高峰の“兄弟”バトルから目が離せない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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