【アッ…】ド素人が『スコーンパラダイス』へ足を踏み入れた結果 → 奥が深すぎて ちいかわ みたいになった

池袋の東武百貨店で3月27日〜4月1日の期間開催された『スコーンパラダイス』。スコーンに対して「カフェで他の選択肢が無かった場合やむを得ず注文するもの」という認識しか持ち合わせていない私にとって、「パラダイス」との結びつきがどーにも解せなかったのだが……

知人にたまたまスコーンと紅茶の有識者がおり、「スコーンはイイぞ」と強く勧められたため行くことにした。「ってかスコーン有識者って何?」そんな思いを抱えたまま会場へ赴くと、そこはスコーン有識者でムギュムギュの大混雑状態だったのである……世界は広いよ。

【画像】他のお店のスコーンもおいしそうすぎた

・混みすぎやろがい

スコーンパラダイスには約10の店舗が出店していた。そもそもスコーンがどこで買えるかもよく分かっていない私に、知っている店などあるはずがない。

そんななか知人が「絶対に食べてほしい」と勧めてくれたのは、パンフレットの一番上に一番大きく掲載された『Teapick』なるお店。「スコーンもさることながら、ミルクティーとティーソーダも絶対に飲んでほしい」とのことである。OKかしこまり!

と、元気よく答えたまではよかったが……

そこから我々が売り場にたどり着くまで、じつに1時間20分も行列に並んばなければならなかったのだった。こんなに大勢のスコーン好きたち、今までどこに隠れてたの……?

なお知人が「超オススメ」と言っていた『ミルクティーマカロン』に関しては、並び始めて早々に売り切れのアナウンスがされた。どうしても欲しかったらしい知人は翌日も1人でここを訪れたが、やはり瞬殺だったのだという。一生食べられる気がしない。

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・「アメビス」とは?

かくして1時間20分後、ようやく売り場の全貌を確認することができた我々。手前には多くの茶葉が並んでおり、「どれも大変おいしい茶葉である」と知人が詳しく説明してくれたのだが、正直全然覚えていない。私にとって茶葉はまだレベルが高すぎる。

この日Teapickで販売されていたのはスコーン3種類、アメビス4種類。

アメビスとは「アメリカンビスケット」の略……ということを、私はこのとき初めて知った。そもそもアメリカンビスケットなる食べ物の存在自体を初めて知ったのだが、みんなは知ってました? これって常識ですか?

知人いわく、我々がよく知る四角いスコーンは俗に「イギリス式」と呼ばれるもの。じゃあアメビスはアメリカのスコーン? ……否。アメビスはあくまでもアメビスであってスコーンとは異なる。アメリカ式のスコーンはまた別にあって、三角形をしてるのが特徴なのだそう。

「分かりやすくいうと “ケンタッキーのビスケット” がアメビス、 “スタバのスコーン” がアメリカ式スコーンだよ」知人。なるほど、これほど分かりやすい例えも他にない。

どれを買えばいいか? そう知人に尋ねると「全部オススメ」と返されたので、7種類全部購入した。年間3万個売れているという『プレーンスコーン』が税込443円。『アメリカンビスケットプレーン』も税込443円。その他変わりダネは500円前後。