
前田大然のゴールゲッターとしてのブレイクは、セルティックを喜ばせるとともに、夏のマーケットに向けて選択肢を増やすことにもつながるだろう。得点力を爆発させた日本代表FWに興味を寄せるクラブが出てくるはずだ。
戦力として前田が極めて重要なことは言うまでもない。一方で、活躍中のストライカーだけに、資金化するのに適したタイミングでもある。古橋亨梧の売却も、経営的な観点からは一定の評価を受けていた。
しかし、セルティックのレジェンドストライカーであるクリス・サットンは、放出に反対している。地元紙『Daily Record』で「シンプルに、私は(売却)できないと言いたい」と話した。
「モデルは承知している。それでとても成功してきたことも分かっている。だが、より大きな見方しなければいけないときがあり、マエダを残すことは今お金を手にするよりもはるかに大切だ」
「優れた選手を全員売り続けることはできない。どこかでそういう選手たちを保ち、監督が築いていけるようにしなければならない」
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サットンは「今、絶好調のマエダを手放すのはバカげている。セルティックはすでにキョウゴというトップストライカーを放出した。全員にとって間違いだった。それをもう一度する余裕は持てない」と続けている。
「彼を売るのはまったく理にかなわない。もちろん、セルティックはおそらくそれなりの移籍金を要求できるかもしれないがね。(マット・オライリー売却時の金額と)マエダもおおよそ似ているだろう」
「だが、あれだけ多くの様々な役割でプレーできる選手を売って2500万ポンド(約50億円)を手に入れるか、チャンピオンズ・リーグ出場を決めてもっと大金を手にできるように彼を残すか。どちらが理にかなっているだろうか」
さらに、サットンは「誘惑は理解する」「センセーショナルな利益となるかもしれない」と、売却がもたらす経営的な利点を認めつつ、「ポイントはそこじゃないんだ」と主張した。
「この夏は監督がまた築き上げなければいけなくなるようにするのではなく、強い立場からさらにプッシュしていくべきなんだよ。契約最終年となるブレンダン・ロジャーズ監督の考えは知らないが、もっと長く残るように説得するのに、ベストプレーヤーをさらに売るのが役に立たないのは確実だ」
セルティックはブレイクした前田を軸に強化を図るのか。それとも、売却益を手に使用とするのか。選択が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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