長年の歴史と共に熟成された「経年美」が宿るヴィンテージのミリタリースウェット。個性豊かなデザインが時を経て、味わい深く変化した表情に絶対的価値が生まれるのだ。昨今、日本国内はもとより、海外のヴィンテージ市場でもミリタリースウェットの価値が急速に高まっている。実際にファッションとして着用するよりも、もはやコレクション目的で収集している印象だ。ここでは年々枯渇していく1940年代から1970年代までの逸品を紹介しよう。ヴィンテージ・ミリタリーデザインの魅力に触れてみてほしい。
1960s|USMA WEST POINT

アーチ型中抜きのWEST POINTロゴとUSMAのエンブレムを組み合わせた秀逸デザイン。ボディはサイズ表記が上部に入る大文字ネームのチャンピオン・ランナーズタグ。16万5000円(ハスキー原宿 TEL03-6712-6922)
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1940s|U.S. ARMY AIR FORCES

米陸軍航空隊の染み込みプリント。そのデザインからUSAFへと独立する1947年以前のものと推測。アメリカ・ノースカロライナ州にある「シーモア・ジョンソン空軍基地」の名称をあしらった豪華な4段プリントだ。11万円(ハスキー原宿 TEL03-6712-6922)