
スキーにスタイルとストリートカルチャーをもたらし、長きにわたってパークやストリートシーンに絶大な影響を与えてきた「LINE」。
そのラインナップのなかでも、とくに「BLEND」は世界のストリート&パークスキーの最先端でファンを魅了し続けている。
さらに進化を遂げたBLENDの最新情報をお届けしよう。
「BLEND Will Wesson」モデル先行発売!

18年以上にわたりLINEのアイコンとしてパークやストリートシーンを沸かせてきたWill Wesson。
そのクリエイティブなスタイルと高いライディング技術をBLENDで爆発させ、多くのフリースキーヤーにインスピレーションを与え、スキーの新たな可能性を想像させてきた。そんなWill Wessonの新しいシグネチャーモデルが先行販売されている。


新しい「LINE Blend Will Wesson」は、前モデルのDNAを受け継ぎながら、目的に応じた改良がなされている。
ウエスト幅は98mmとなり、よりフリースタイルに比重を置いた。これまでで最も反応が敏感でキレがよく、しなやかで耐久性も高くなったことが大きな特徴だ。
Willはこんなふうにコメントしている。
「このスキーには多くの工夫が施されていて、それが大きな違いを生んでいるんだ。まず、耐久性は大きな課題だった。とくにレールでタフに乗ることを考えて、できる限り強くしたかったんだ。僕はスキーをあんまり丁寧に扱わないからね。

新しい BLEND は、足元のサイドウォール構造がこれまでとまったく違っているんだ。新素材として ABS と TPU のブレンド を採用し、耐衝撃性を高めた厚みのある垂直のサイドウォールにした。
一般的に、バタートリックがしやすいスキーは幅広でやや重いものが多いんだけど、この新しいBLENDは、必要な性能を維持しつつ可能な限り細く設計された。ウエスト幅を98mm に抑えたことで、パークでの 俊敏性や 操作性が格段に向上しているんだ。
そして、ビンディングのあたりから急に細くなるシェイプにすることで、スキー全体の軽量化にも成功した。
また、トップとテールのシェイプも以前よりスムースな曲線になったことで、バタートリックがしやすくなったり、スイッチに切り替えるときや、次のムーブメントに入るのにスムースになった。
とはいえ、カービングで滑るときの気持ち良さも残ったままさ。
フレックスをさらに微調整し、ノーリーやオーリーでより俊敏な反発を得られるようになっているよ。プレスに適したスキーっていうのは、しっかりしなりながらもフィードバックを返してくれる。母指球を使って踏み込むと、スキーが反発し、オーリーやノーリーの推進力を最大限に引き出せるようになっているんだ。
僕にとって一番大事なのは、クリエイティブであることと仲間と楽しむこと。BLENDは、そのためのベストスキーさ。だからもう10年以上も僕の最もお気に入りのスキーなんだよ」
ストリートでのタフな使用に求められる補強が施され、プレスやバタートリックが自然にできるフレキシブルなフリースタイル・ジブスティックとして、新たな「LINE Blend Will Wesson」に熱い注目が集まっている。
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テイラーのシグネチャーモデル「 TBL BLEND」登場!

’25ー26季、BLENDからLINEインターナショナルライダーであり、世界のフリースタイルコンペシーンを席巻しているテイラー・ブルック・ルンドクイストのシグネチャー「TBL BLEND」が登場。
全体的にフレックスが柔らかめのBLENDだが、TBLはバタートリックなどしやすいように、さらにフレックスが柔らかく仕上がっている。また、CHRONICに採用しているトップとテールを薄くしたthin tipテクノロジーを採用したことで、スウィングウェイトが格段に軽くなり、とても乗りやすくなっているのが魅力だ。
グラフィックはアメリカのカントリー風で雰囲気たっぷり。雪上での〝映え″は抜群。センターあたりにテイラーの飼っている犬もモチーフの一つとして描かれているという。

’25ー26季、この「TBL BLEND」に乗るLINE JAPANチームの高橋汐里は、‘24-25シーズンUSAフリースキーフィルムメーカーLEVEL1主催のストリートスキーの映像コンテスト「SuperUnknown」で、なんと日本人初の優勝に輝いた、いまもっとも勢いのあるライダーだ。
ずっとテイラーに憧れていたという高橋汐里が、TBLについてこんなふうに教えてくれた。