元なでしこジャパンの40歳DF近賀ゆかりが今季限りで現役を引退。女子W杯優勝やロンドン五輪銀メダルに貢献

 WEリーグのサンフレッチェ広島レジーナは4月8日、元日本女子代表のDF近賀ゆかりが今季限りで引退すると発表した。

 日テレ・ベレーザ(現・日テレ・東京ヴェルディベレーザ)やINAC神戸レオネッサ、イングランド、中国、オーストラリアのクラブでも活躍した近賀は、2021年から広島Rでプレー。今季はここまで5試合1得点、通算では43試合2得点を記録する。

 なでしこジャパンでのキャリアも豊富で、2011年の女子ワールドカップ優勝や12年のロンドン五輪の銀メダル、15年の女子W杯の準優勝などに貢献。代表キャップは100試合で5ゴールを挙げている。
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 日本女子サッカー界で確かな足跡を残す40歳のレジェンドは、クラブの公式サイトで、以下の通りコメントした。

「今シーズンをもってサッカー選手を引退することを決断いたしました。このサンフレッチェ広島というクラブ、そして広島という街で現役生活を終えられることを心から幸せに思っています。

 サンフレッチェ広島レジーナは、リーグ戦残り6試合。勝利のために、全力で闘い少しでも上の順位を目指していきます。まだまだ足りないところのある私たちですが、皆さんの応援の力を借りることで強さを発揮できるチームへと成長してきています。

 いつも支えてくださっているサンフレッチェ広島ファミリーの皆さんの声援が、私たちの大きな力になっています。そして私は、怪我から必ず復活し、サンフレッチェ広島レジーナの力になれるように全力で努力を続けます」

 なお、5月4日のホーム最終戦後に引退セレモニーを実施。近賀は「感謝の気持ちを直接お伝えできるようたくさんの方にご来場いただけると嬉しいです。ピッチに戻れることを信じて、最後の瞬間まで自分らしくチャレンジしていきます」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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