
ロウが現地時間7日、で行われ、セス“フリーキン”ロリンズが『レッスルマニア41』(4・19&20ラスベガス)のトリプルスレット戦へ向けてCMパンクをカーブストンプでKOした。
レッスルマニアのメインイベントでロリンズ、パンク、ローマン・レインズが対決するトリプルスレット戦が実現する。3日前のスマックダウンではパンクがGTSでレインズをKO。長年の親友であるレインズの右腕ポール・ヘイマンに祭典でのセコンドを要請し、認めさせた。
この日、リングに登場したヘイマンは「私は何があっても一族の長ローマン・レインズに忠誠を誓います。私が忠誠を誓うのは世界一の親友CMパンクも同じ。どちらにも背きません。レッスルマニア前にハッキリさせておきましょう」と宣言した。
すると遮るようにロリンズが現れ、「ポール・ヘイマン、お前はどっちの味方だ? CMパンクの親友か? それともローマン・レインズのワイズマン(賢者)か? さっきの話を聞く限り、お前は同時にどちらもこなすのか?」と問い詰めた。レインズが昨年のレッスルマニアで統一WWE王座から陥落後、姿を消し、その間、ヘイマンがソロ・シコアら新生ブラッドラインの暴挙にさらされたことを例に挙げ、「ローマン・レインズはお前なんてどうでもいいと思っている。レインズはお前を利用している」と断言した。
ロリンズはパンクについても言及。昨年11月のウォーゲームズ戦でレインズの助っ人として勝利に貢献したパンクを「ヤツがお前のために良心でローマンを助けたとでも思っているのか? てめえを利用して貸しを作る魂胆だっただけだ」とバッサリ。「CMパンクはお前の親友じゃない。ヤツが愛しているのはヤツ自身だけだ」とヘイマンを諭すように言い放った。
そしてロリンズは「お前は今、難しい状況に立たされている。丸く収めたいなら、お前が身を引け。俺とパンクとローマンだけでやらせろ」と迫ったが、ヘイマンは首を縦に振らない。「ポール、お前のためだ。俺が今ここでお前を排除してやろう。後頭部に一発のストンプですぐに終わらせる」と予告したロリンズは「誰もお前を助けに来ない」と言い切り、小突いたり、顔を張ったりと詰め寄った。
するとパンクがリングに駆け込み、ロリンズをなぎ倒すと殴りつけた。場外でもヒザ蹴りを見舞い、実況席や鉄階段に叩きつける。さらに掟破りの逆カーブストンプを鉄階段上で敢行しようとしたが、ロリンズはリング内に退避。追いかけてきたパンクにカーブストンプを叩き込んでKOした。そしてヘイマンにもカーブストンプの構えをみせながらも寸止め。ヘイマンに向かって「これでお前に貸し一つだ」と言い放った。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。