
レアル・ソシエダの久保建英は今夏の去就が注目されている。
先日も、リバプール、バイエルン、トッテナムが関心を持っていると現地で報じられた。とりわけ、リバプールはモハメド・サラーの後継者として、トップターゲットにしているといる。
だが、日本代表MFを狙っているのはスペイン国外のクラブだけではない。ラ・リーガ3強の一角、アトレティコ・マドリーが獲得に興味を持っていると取り沙汰されている。
スペインメディア『ELNACIONAL.CAT』は4月8日、「クボはラ・リーガを離れずにチームを移籍できる。オファーはある」と見出しを打ち、「日本人の将来は変わるかもしれない」と報じた。
「クボの将来は予想外の方向へ向かうかもしれない。この日本人ストライカーはレアル・ソシエダで素晴らしいシーズンを送っており、イマノル・アルグアシル監督率いるチームの中心選手としての地位を確立しているが、サン・セバスティアンのクラブで今後も在籍し続けるかどうかは保証されていない。プレミアリーグにも彼を獲得したいクラブはあるが、ラ・リーガ内部からも新たな可能性が浮上している。アトレティコ・マドリーだ」
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同メディアは「ディエゴ・シメオネ監督は本当にクボを気に入っている」と伝えている。
「同クラブに近い情報筋によると、シメオネ監督は、アントワーヌ・グリーズマンが来夏に同クラブを退団することを決断した場合の優先獲得候補としてクボの名前を挙げているという。このフランス人選手は、メトロポリターノの中心選手であり続けているにもかかわらず、自身の将来について何度も未定のままにしており、サウジアラビアや米国から多額のオファーがあった場合の移籍の可能性を否定していない」
記事は「シメオネ監督はクボの多才さ、テクニック、そしてバランスを崩す能力を特に高く評価している。この日本人選手は両ウイング、あるいはストライカーの後ろでもプレーすることができ、その多才さは、攻撃陣に常に厳しい要求を課すアルゼンチン人指揮官のシステムによく合うだろう。さらに、同選手はすでにスペインリーグに精通しており、適応期間を必要としない。すぐにでも優勝を狙うチームにとって不可欠だ」と続けた。
『ELNACIONAL.CAT』は、「一方、クボはアトレティコに加入できれば幸せだろう。サン・セバスティアンで幸せに暮らしているにもかかわらず、彼は現在の自分の調子がビッグクラブの注目を集めており、ヨーロッパでより大きな野望を持つプロジェクトに飛び込むのに最適な位置にいるとわかっている。来シーズンのチャンピオンズリーグに出場するアトレティコは、そのショーケースと国内および国際タイトルを争うチャンスを与えるだろう」と報道。クラブ間の交渉について、こう見立てている。
「レアル・ソシエダは、強力なオファーが来た場合、クボを引き留めるのが難しくなることを認識している。同クラブは同選手を高く評価しているが、アトレティコが真剣なオファーを提示した場合は交渉に応じる構えだ。彼の買収条項は約6000万ユーロだが、アトレティコは交渉を通じて、あるいは契約に選手を含めることでその額を下げることができると確信している」
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そして、「イングランドでは、リバプールやアストン・ビラといったチームもこの日本人選手に注目しているが、彼の優先事項はスペインに留まることだと考えられる。今後数週間でクラブ間の接触が活発化すると予想され、アトレティコが正式に具体的なオファーを出す可能性もある」と綴り、こう締め括った。
「明らかなのは、クボが今夏の移籍市場で最も注目される選手の一人になるということだ。そして彼の将来は、赤と白のユニホームを着て、ラ・リーガで輝き続けることになるかもしれない」
残留か退団か。大きな決断を迫られることになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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