正統派の飛ばし屋スイングを紹介!幡地隆寛プロ「静かだが大きく動く」

2024年の男子ツアーは中堅選手の初優勝が目立ち、今月スポットを当てる3選手もプロデビューから着々と実力をつけて優勝台に上り詰めた。

その3選手の磨かれたスイングを深掘りするレッスン。

今回はその中から、幡地プロの洗練スイングを解説します!

アドレス~バックスイング


【Point】コックを入れず遠くへテークバック(写真右)

グリップはほぼスクエアで、右サイドが少し低くなっています。シャフトはややハンドレイト(手よりヘッドのほうがターゲット方向にある)に傾いており、球をつかまえやすい状態でスタート。コックをあまり使わず、大きくワイドなバックスイングです。大柄な選手ですが、体幹の柔軟性が高く、両腕でできた三角形をキープしたままクラブを上げていきます。

(広告の後にも続きます)

トップ

手がトップポジションにくる前に、体を完全に捻転させています。右股関節にできたシワが、パワーをしっかりと溜めている証。コックが入りきる前に左サイドへの体重移動が静かにはじまり、このラグによって、もう1段階トップが深くなります。