
[J1第5節]川崎 3-3 横浜FM/4月9日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
横浜F・マリノスは4月9日、アジア・チャンピオンズリーグエリートの日程の影響で後ろ倒しとなっていたJ1第5節で川崎フロンターレと対戦し、3-3で引き分けた。
横浜FMは3-2で迎えた90+10分に被弾。4試合ぶりの勝利が目前だっただけに悔しい結果となったが、この一戦で2得点に絡む活躍を見せたのが、ボランチでフル出場した山根陸である。
ひとつ目は、1-2で川崎を追いかけていた89分。CB諏訪間幸成の山根への縦パスがズレて川崎の瀬川祐輔にカットされるが、トップ下の位置にいた天野純が寄せてミスを誘うと、山根がそのボールを奪って右サイドのヤン・マテウスへ繋ぎ、その流れから最後は天野が押し込んだ。
そしてふたつ目は、2-2のタイスコアだった90+2分。左サイドで山根からのパスを受けた遠野大弥がドリブルで仕掛けるが、体勢を崩して川崎の脇坂泰斗にボールを奪われる。しかし、遠野の背後に回っていた山根がすぐさま寄せてカットすると、そのままクロスを上げ、ゴール前で混戦になったところをY・マテウスが詰めた。
【動画】山根のクロスから、Y・マテウスが詰める!
以前に山根は、自身の課題をこう語っていた。
「攻撃のところでもっと違いを出したい。ゴール前で得点に絡んでいくところ、チャンスクリエイトのところ、より前のゾーンでもプレーできるようにしていきたい」
だからこそトリコロールの背番号28は「点に絡めて良かった」とコメント。「直接的な数字をもっと残したい。チームが勝つことが一番ですが、数字にもこだわりたい」とさらなるレベルアップに意欲も示す。
また、川崎との神奈川ダービーはドローに終わったが、横浜FMは今季のリーグ戦で初めて1試合3ゴールを記録。チームとしての戦い方にも山根は「ゴール前でクオリティを出せれば、ゴールが増える」と手応えを口にした。
プロ4年目を迎える山根は、自身の課題と向き合いながら、着実に成長を遂げている。今季はリーグ戦での初ゴールにも期待だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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