
まさに薄氷を踏みながらのグループステージ突破だった。
現地4月10日、サウジアラビアで行なわれているU-17アジアカップのグループBは最終日を迎え、U-17日本代表はU-17オーストラリア代表と対戦。ここまで1勝1敗の日本は引き分け以上でグループステージ突破とU-17ワールドカップの出場権を得られたが、試合は先制しながらも2―3の逆転負け。他会場のUAE対ベトナム戦の結果を待つこととなった。
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウド、メッシ、ネイマールらワールドクラスの華麗なる妻&恋人たちを一挙紹介!
そして、朗報が届く。2位UAEがベトナムと引き分けて勝点を4とし、当該チーム間の戦績によって日本はグループステージ首位突破を確定させたのだ。
なぜか。日本、オーストラリア、UAEの3チームはすべて4ポイントで並んだ。大会レギュレーションによれば、まず3つの当該チーム間による勝敗が最優先される。これは3チームすべてが1勝1敗(勝点3)で並んだため、優劣は付けられなかった。次いで3つの当該チーム間による得失点差だ。日本は初戦のUAE戦を4対1で大勝したのが大きくモノを言い、オーストラリア戦と合わせてプラス2。かたやUAEとオーストラリアはここでもマイナス1のイーブンとなり、この時点で日本の首位通過が決まった。
では2位抜けはどちらか。3番目のルールはUAEとオーストラリアの対戦結果で、2対0で勝利していたUAEが瀬戸際で切符を掴んだ。オーストラリアは日本戦で一時3―1とリードを広げたものの、86分に谷に1点を返された。ということはこの失点がなければ、オーストラリアがUAEを3チーム当該の得失点差で上回り、2位に食い込んでいた計算になる。
第3戦に敗れた日本にとってなにより幸運だったのは、裏カードのUAE対ベトナム戦がドローで終わった点だろう。どちらかが勝っていてもアウトで、実際に勝点2のベトナムは87分まで1-0でリードしていた。そこでUAEが値千金の同点弾を決めて2位以内を確保し、みずからと日本を救うミラクルな結果となったのだ。この劇的な一撃がなければ、ベトナムとオーストラリアがトップ2に立っていたのである。
グループBの最終結果は1位・日本(1勝1分け1敗/勝点4/得失点差+2)、2位・UAE(1勝1分け1敗/勝点4/得失点差-1)、3位・オーストラリア(1勝1分け1敗/勝点4/得失点差-1)、4位・ベトナム(0勝3分け0敗/勝点3/得失点差±0)。文字通りの大混戦だった。
日本は現地13日、準々決勝で地元サウジアラビアと対戦。今年11月にカタールで開催されるU-17ワールドカップは今回から出場枠が「24」から「48」に拡張され、アジア枠も前回までの「4」から「8」に増大された。現時点で日本、UAE、ウズベキスタン、サウジアラビア、インドネシアの5チームが出場権を獲得している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの魅惑ショットを一挙お届け!
【画像】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの魅惑ショットを一挙チェック!