Moto2カタール予選|日本人ライダーは苦戦Q1敗退に終わる。ポールポジションはゴンザレス

 MotoGP第4戦カタールGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはLIQUI MOLY Dynavolt Intact GPのマニュエル・ゴンザレスだった。

 佐々木歩夢(RW – Idrofoglia Racing GP)、そして國井勇輝(Idemitsu Honda Team Asi)の日本人ライダー2名はプラクティスでトップ10に入るタイムを記録できなかったため、予選はQ1からのスタートとなった。

 Q1ではディオゴ・モレイラ(Italtrans Racing Team)が速さを発揮して暫定トップタイムを記録。日本人ライダーは佐々木が10番手、國井が14番手とQ2進出圏内のトップ4にはかなり遠い状況だった。

 佐々木はその後自己ベストを更新していったが、上位には迫れず10番手タイムのまま。國井は序盤に記録した自己ベストを更新できず、14番手で共にQ1敗退となった。

 Q1をトップ通過したのは、セナ・アジアス(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)。僅差のタイムとなったフィリップ・サラック(ELF Marc VDS Racing Team)、モレイラ、セレスティーノ・ビエッティ(Team HDR Heidrun)らがQ2に進んだ。

 予選Q2ではマニュエル・ゴンザレスがライバルに0.4秒差をつける速さで暫定トップタイムに君臨。セッション中盤にはアルベルト・アレナス(ITALJET Gresini Moto2)が迫ったが、ゴンザレスがトップのままだった。

 ゴンザレスはQ2後半のアタックで1分56秒301まで自己ベストを更新。ポールポジション獲得に向け、さらにラストアタックでタイムを縮めにかかった。

 そしてラストアタックではジェイク・ディクソン(ELF Marc VDS Racing Team)が自己ベストを更新してゴンザレスに迫ったが、0.16秒届かず。ゴンザレスがポールポジションを獲得した。2番手はディクソン、3番手はアロン・カネット(Fantic Racing LINO SONEGO)となった。