
AEWダイナマイトが現地時間9日、マサチューセッツ州スプリングフィールドで行われ、KONOSUKE TAKESHITAがオーエン・ハート・ファウンデーション・トーナメント1回戦でブロディ・キングを撃破した。
新日本4・11シカゴ大会で棚橋弘至との一騎打ちに勝利したTAKESHITA。一夜明けたこの日、メインイベントでオーエン杯トーナメント1回戦に臨み、ブロディと対決した。オーエン杯トーナメントは5・25グレンデール大会『AEW:ダブル・オア・ナッシング』で決勝戦が行われ、優勝者は7・12アーリントン大会『AEW:オール・イン・テキサス』でAEW世界王座に挑戦する。
TAKESHITAは巨漢ブロディに苦戦。バックドロップで叩きつけられ、逆水平を何発も食らってしまう。ダイビングセントーンで反撃し、エプロン上での攻防でフロントハイキックを見舞ったが、デスバレーボムで叩きつけられた。
それでもTAKESHITAは場外戦でジャンピングニーを放って反撃。トペコンヒーロで突っ込む。お返しとばかりに逆水平を連発し、リングに戻ってもDDTで追撃したが、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで叩き落とされると、キャノンボールを被弾するなど再び劣勢となった。
エルボー合戦に持ち込んだTAKESHITAだが、強烈な逆水平を連発されて前のめりに崩れ落ちてしまう。それでもエルボーを振り抜いて一矢報い、ブルーサンダーで巨体を叩きつけた。ラリアットを連打したが、倒れないブロディはショートレンジラリアットで反撃。ファイアーサンダーで突き刺した。
一転してピンチを迎えたTAKESHITAだったが、3カウントを許さない。ひとでなしドライバーで突き刺すと、そのままジャーマンで巨体を引っこ抜く。ラリアットでなぎ倒し、ワガママを連発。2カウントで返されても、むき出しにした右ヒザでワガママを前後から連発して3カウントを奪った。
TAKESHITAがオーエン杯1回戦を突破。入場ゲート前に設置された優勝トロフィーを前に「俺のもんだ!」と絶叫した。続く準決勝は4・16ボストン大会におけるダイナマイト。ウィル・オスプレイと対決する。