ロハスのドジャース投手“モノマネ劇場”が反響止まず! MLBも認める完コピに笑撃「この瞬間のため彼は練習していた」

 誰もが笑った衝撃の“モノマネ劇場”の反響が止まない。

 ロサンゼルス・ドジャースは現地4月13日に行なわれたシカゴ・カブス戦に2対4で敗れ、3連戦のカード負け越しが決まった。前日には0対16という球団史上ワースト記録を塗り替える大敗を喫したが、終盤に登板したリリーフ投手が大きな注目を集めた。
【動画】まさに完コピ!ロハスがモノマネした山本由伸、カーショウ、佐々木朗希

 11点差が付いた8回途中からデーブ・ロバーツ監督は内野手のミゲル・ロハスを投入した。ブルペン陣の消耗を防ぐための采配で完全な終戦モード。本拠地ファンのほとんどは帰り支度をして空席が目立っていた。

 しかし、ロハスはこの雰囲気を一変させる。山本由伸の青いグラブを借りてマウンドに上がると、なんと山本やランドン・ナックのモノマネを披露。これには日本人右腕も笑みをこぼすほどの完成度で、ロハスはこのイニングを1安打無失点に抑えた。
  さらに9回も続投したロハス。今度は左投げのクレイトン・カーショウでボールを投げるが先頭のピート・クルーアームストロングに二塁打を浴びる。すると右腕は続くカーソン・ケリーの場面で、この日先発した佐々木朗希のフォームを模倣。股を大きく開き、左足を高く上げて投じる姿にベンチの山本やサイ・ヤング左腕ブレイク・スネルは大爆笑だった。しかし3球目の遅球を左翼席に豪快に運ばれ、苦い表情を浮かべた。

 そのあとは通常ピッチングに戻るもカブス打線から連打を浴び5失点。火消しとはならなかったが、最後まで球場に残って見届けてくれたファンのためにドジャース投手陣の完コピ姿を披露して腕を振るうロハスにスタンドは盛り上がった。

 ロハスのモノマネ劇場はファンの間でも大きな話題に上がっており、MLB公式サイトも注目。公式Xにロハスが真似た山本、カーショウ、佐々木の投球フォームを二画面にして比較したうえで、「ミゲル・ロハスは、この瞬間のために間違いなく練習していた」と爆笑する絵文字を添えた。ロハスの遊び心たっぷりのサービス精神には称賛が上がり、今もなお再生数は伸び続けている。

構成●THE DIGEST編集部

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