
14日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)では、不安定な天気が続く中で落雷事故を防ぐための注意点について報道。
奈良市の学校に雷が落ちて生徒が救急搬送された事故を受けて、気象予報士や大学教授などの専門家に「雷から身を守る方法」について取材しました。
■重体の生徒、1人の意識が回復
10日に奈良市の帝塚山学園のグラウンドに雷が落ち、2人の生徒が意識不明の重体となり、11日に1人が意識を取り戻したと報じられました。
落雷の直前に雷鳴などの予兆は感じられなかったとのことですが、春は広く大気の状況が不安定で、突然の「春雷」が起こりやすいそう。
予兆のない春の落雷で特に危険なのは「開けた場所」で、グラウンドや海水浴場では「人が立っている」だけで高リスクになるもようです。
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■落雷時に傘をさすのは危険
雷は「高いところに落ちやすい」という特徴があり、木やグラウンドの照明灯など「高いもの」の近くは危険。さらに、雨が降っているとつい傘をさしてしまいがちですが、傘の上部の突起物には落雷リスクも。
気象予報士は「建物があったらまずはその中に入るのが一番安全ではある」と提言しています。
避難ができない場合、建物が4mから20m以内の構造物から4m以上離れて、その高い建物のてっぺんを45度以上の角度で見上げられる位置が「保護範囲」。比較的安全とされているので、その場所で姿勢を低くして過ぎ去るのを待つことが推奨されます。
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■入浴中に“蛇口”から感電した事例も…
また、専門家によると一軒家の場合は、電流は金属でできた水道管などを伝わることがあるので「入浴中に蛇口から感電した事例もあるため雷が過ぎ去るまでに入浴は避ける」ことが望ましいそう。
気象庁のホームページには「雷ナウキャスト」というコンテンツがあり、リアルタイムで雷の様子が確認できるそうです。
(文/Sirabee 編集部・星子)