
最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両、“ERカー”で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」。シリーズ劇場版最新作となる『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』が8月1日(金)に公開される。このたび、本作の本ポスタービジュアルと最新予告映像が解禁となった。
「新たな形の救命医療ドラマ」として多くの感動を生んだ「TOKYO MER」。2023年4月には劇場版第1作目『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(23)が公開され、興行収入45.3億円の大ヒットを記録し日本中を大熱狂の渦に巻き込んだ。ドラマ放送からおなじみの俳優陣が出演し、横浜を舞台に、「TOKYO MER」や新設されたライバル組織「YOKOHAMA MER」の大活躍が描かれた。
本作では鹿児島と沖縄にまたがる海に浮かぶ島々を巡る「南海MER」が誕生。彼らはオペ室を搭載した特殊車両=NK1を乗せたフェリーで海を渡り、医療が行き届かない離島医療に従事していた。そんなある日、とある火山島で大規模な噴火が発生。迫りくる溶岩と噴石に、全島民79名が命の危機に陥る。噴煙によってヘリでの脱出は不可能、島民のなかには子どもや高齢者も多く、移動さえ容易ではない。喜多見、そして新しいMERメンバーたちは、すべての命を救うためミッションに挑む。
TOKYO MERチーフドクター、幸太役の鈴木亮平をはじめ賀来賢人、菜々緒、石田ゆり子ら、連続ドラマからのオリジナルメンバーが続投。さらに、南海MERチーフドクター候補、牧志秀実を江口洋介、看護師の常盤拓と知花青空役には高杉真宙と生見愛瑠、南海MERの麻酔科医、武美幸役に宮澤エマ、島の漁師のむ麦生伸役に玉山鉄二という超豪華キャストが新たに参加する。
今回、緊迫感溢れる本ポスタービジュアルと最新予告映像が解禁。かつて、トンネルの崩落事故や、船衝突事故など、様々な大規模医療事案に立ち向かってきたMERチーム。今回公開された映像では、鹿児島県諏訪之瀬島で大規模噴火が発生するという状況が描かれる。喜多見が指導スタッフとして派遣されている【南海MER】に、突如として緊急出動要請がかかる。幾度となく危機的状況を乗り越えてきた【TOKYO MER】ですら経験したことのない、前代未聞の大災害を前に、足がすくむ【南海MER】。彼らはMERチームとしての救命経験はなく、貧弱な装備しか持ち合わせていない。それでも救助を求める全島民の命を救うため、噴石が飛び交い、溶岩が迫る極限状態の孤島に立ち向かって行く。絶体絶命の状況のなかでも、誰かの命を守るため立ち上がる【南海MER】の姿に、胸を打つ予告映像となっている。
あわせて解禁となったビジュアルでは、「生きてくれ、友よ。」というキャッチコピーとともに、険しい表情の喜多見と、頭から流血し瀕死の牧志の姿が。ボロボロになりながらも懸命な表情を浮かべる【南海MER】、迫り来る溶岩に追われる【NK1】と【T01】も描かれ、息を吞む衝撃のビジュアルとなっている。さらに、【TOKYO MER】弦巻比奈役の中条あやみをはじめ、冬木治朗役の小手伸也、徳丸元一役の佐野勇斗、潮見知広役のジェシー、ホアン・ラン・ミン役のフォンチーらオリジナルメンバーが南海ミッションにも出演することが明らかに。ビジュアルは4月18日(金)より順次掲出される。
さらに、MERアニメ「GO! GO! TOKYO MER 緊急事態と戦う仲間達」の最新作の配信決定。TOKYO MERメンバーがかわいい動物キャラクターとして登場する本作に、南海MERのメンバーが登場することが決定。いったいどのようなかわいい動物キャラクターとなって登場するか?本日朝4時よりTBS公式YouTubeにて配信が開始されるので、ぜひチェックしてほしい。
未曽有の大災害から、死者を一人も出さず、全島民79人を救えるのか?前作をはるかに超えるスケール感に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ