25日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、柳井家を去る登美子(松嶋菜々子)の捨て台詞に憤る視聴者が相次いだ。

■八つ当たりをする登美子

高知第一高等学校の受験に失敗した嵩(北村匠海)。

暗い雰囲気が漂う柳井家にのぶ(今田美桜)があんぱんを持ってやって来ると、登美子は合格したのぶに「あなた、嵩に勉強教わりに来てたのよね? そのあなたは受かって、嵩は落ちたの! 嵩はあなたのせいで勉強ができなかったんじゃないかしら」と怒りをぶつける。

これを聞いた千尋(中沢元紀)は「のぶさんに八つ当たりするらあて、最低や」と腹を立て、「兄貴が高知高校行こうと、誰のために頑張っちょったと思うちゅうがな。あんたのためやろう! 母親やったら、どういて理解しちゃろうとせんがな!」とピシャリ。

嵩に「兄貴、もうこの人の言いなりになるがはやめちょけや」と言うとその場を去った。

関連記事:ダイソー、話題になった110円の“高圧洗浄機” スゴすぎる性能に改めて驚く…

■出ていく登美子の“捨て台詞”

千尋の言葉を受け、何も返さずに翌朝柳井家を出ていく登美子。

嵩は登美子を追いかけ、1年浪人して再び高知第一高等学校を目指すことを伝えるが「1年なんて…待てないわ。もういいわ。好きにしなさい。私の言いなりになるなって、千尋にも言われたでしょ?」と跳ね返す。

そして「2人とも、このお腹を痛めて産んだ子なのにね…」と言うと、嵩の見送りも断わり「ごきげんよう、さようなら」と去っていった。

関連記事:大葉の長持ちテクが目から鱗 水に浸けて「こうする」だけで…「1ヶ月以上」もった人も

■「ゾワッとした」「何言ってんだ?」

すると視聴者からは「ふたりともお腹を痛めて産んだ子なのにねでゾワッとした」との声が。

千尋の正論で自省するどころか、まさかのセリフに「お腹痛めて産んだ子を簡単に手放したくせに何言ってんだ? で、また兄弟の元を去る…イヤだわー」「2人ともお腹を痛めて産んだ子なのに…って登美子終わってるな」とドン引きや呆れた人は多数いるよう。

「じゃあ何でその子たちを簡単に捨てれるの? って言いたくなった」「お腹痛めて産んだ子を何回捨てたら気がすむんや」「お前がお腹を痛めて産んだ子はお前のせいで心を痛め続けてるんだぞ」と憤りの声が相次ぎ、「登美子バイバーイ!!」と喜ぶ声や「登美子さんにはもうかき乱されたくない」「もう二度と戻りません様に…戻ってもまた2人を傷つけるだけやき」と願う声もみられた。

関連記事:ダイソーで1100円の「白いコレ」が話題呼ぶ 連休前に持っておくべき“秀逸アイテム”だった

■再来の予感も?

一方で「まさか登美子、また8年後とかに帰ってこないよな?」と不安に思う声も…。

子供を捨てた8年後に何事もなかったように戻ってきた登美子だけに「まぁ忘れた頃にまた登場するだろう」「なんだかんだでまたしばらくしたら再会しそうだなあ登美子さん」「嵩が漫画家として成功したらまた依存しに戻ってきそうだよ(笑)」と再来を予感する人は少なくないよう。

ちなみにドラマ公式サイトの人物紹介で登美子は「奔放な振る舞いで、嵩を翻ろうする」との記載が。

今回の「さようなら」が本当のさようならになるのかはまだ分からないが、Xでは「2週間くらいして登美子さんケロっとしてまたふらっと帰ってきたらちょっと笑うな」「どこかでまた登場してくれることを楽しみにしちゃってるもんなぁ」との声も上がっている。

(文/Sirabee 編集部・今井のか