
漫才コンビ「昭和のいる・こいる」で活躍した漫才師の昭和のいるさんが5月24日に肺炎のため東京都の病院で死去しました。88歳でした。
東京漫才の代表的存在
昭和のいる・こいるは、昭和から平成にかけて活躍した漫才コンビ。上方(関西)漫才とは異なり、“東京漫才の代表的存在”として東京の寄席文化に根ざした話芸が特徴で、1976年に「NHK漫才コンクール」で優勝しています。
のいるさんは石川県出身で1936年07月23日生まれ。1966年に国士舘大学卒業後、獅子てんや、瀬戸わんやに入門し、同年に浅草松竹演芸場にて初舞台を踏みました。
なお、相方のこいるさんは2021年に前立腺がんで死去しました。