上沼恵美子が高市早苗総裁へのホンネを語った「スキャンダル市長2人」女性トップの「厄災」

 自民党初の女性総裁となり、10月中旬召集の臨時国会で首班指名を受ければ、これまた日本初の女性首相になる見通しなのは、高市早苗氏だ。

「初めての女性総裁でございますよ。それは嬉しいね。ワクワクします。ちょっと変えてくれるんじゃなかろうか、ってね。期待したいね」
 ニッコリしながら期待感を口にしたのは、上沼恵美子だ。10月5日の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)でホンネを語っている。

「ただ、私はね、こんなこと言うと(学歴詐称問題を起こした静岡県伊東市長の)田久保さん、それから最近の市長さんね(群馬県前橋市の小川晶市長)、ラブホ入ったのどうのあーの…。女性がアタマにきたら何ぞあるんちゃうかというので、高市さん大丈夫かいなと思ってて。女性が一番になるっていうたら何かある、みたいなのがここのところ、続いてるんでね」
 世間を騒がせ、市政を停滞させているスキャンダル市長2人を持ち出し、懸念をあらわにしたのだった。

 とはいえ、高市氏には好感を持っているようで、
「高市さん、面白いことおっしゃったみたいですよね。こんな問題あった時に記者の前で『私は学歴詐称ないですから』言うてはった。これは洒落てるなと思いましたよ。やっぱりユーモア返せるし、でっかい人やなという感じはしてましたよ」

 高市総裁はすでに党役員人事や閣僚人事に着手していると伝えられるが、初の女性首相誕生となれば、どんな政権運営を見せてくれるのか、厳しい目が注がれることだろう。

(鈴木十朗)