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「どのクラブよりも一段上」2年連続CL決勝進出のパリSGを各国メディアが絶賛! 西紙は「バルサ出身監督対決」に注目、米放送局は「特別なものになる」

「どのクラブよりも一段上」2年連続CL決勝進出のパリSGを各国メディアが絶賛! 西紙は「バルサ出身監督対決」に注目、米放送局は「特別なものになる」

パリ・サンジェルマンは現地時間5月6日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝・第2戦、敵地アリアンツ・アレナでバイエルンと1-1で引き分け、合計スコア6-5で2シーズン連続の決勝進出を決めた。5月30日にブダペストで行なわれる決勝では、アーセナルと対戦する。

 フランスのスポーツ紙『L'EQUIPE』は、「パリSG、連覇まであと一歩」と大きく報道。「欧州王者はバイエルンを退け、2年連続の決勝進出を果たした。フランス・サッカーの歴史はしばしば、ミュンヘンで刻まれる。アリアンツ・アレナの芝はパリSGにとって、尽きることのない幸福の源であり続けている」と表現し、さらに「昨季インテルを5-0で下して戴冠した場所で、再び歓喜を味わった」と伝えた。
  試合については、「開始139秒でウスマン・デンベレが今季12試合目で7点目を決め、スコアボードは早々に動いた」と綴り、デンベレ、そしてフビチャ・クバラツヘリアとの連係を高評価。そして、終盤にハリー・ケインの同点ゴールを許したものの、「英雄的なCBウィリアン・パチョを中心に、パリSGは最後まで戦い抜いた」と絶賛している。

 同国のスポーツ専門チャンネル『RMC SPORT』も、「取り憑かれたように、そして英雄的に、パリは再びCL決勝へ」と見出しを打ち、「第1戦の壮絶な5-4から8日後、今度は驚異的な献身性を示したパリSGは、十分な結果となる1-1を手にした」と評価。「パリは歴史を書き続けている」と伝えた。

 一方、サッカー専門サイト『SO FOOT』は、派手な攻撃陣ではなく、守備陣にスポットライトを当て、「第1戦では両守備陣が批判されたが、この日は全く逆だった。ゴールは“わずか”2つ。GKは高水準で、守備陣は堅固だった」と指摘。その上で、「ケインとパチョによる95分間の肉弾戦は、戦術的にも非常に高度だった」と記している。

 ホームチームのエースストライカー相手に奮闘したエクアドル代表CBについては、「パチョは、ケインを追い回さなければならないという“罠”に嵌ることなく、読みと予測能力で対応した」と評価し、また「チームとして守ることがこのグループの精神だ」と語ったパチョのコメントも紹介し、「ルイス・エンリケ監督が求める戦士の精神の象徴だった」と絶賛した。

 海外メディアでも、パリSGへの賛辞は相次いだ。スポーツ専門局『ESPN』は、「パリSGは偉大さの瀬戸際にいるチームだ」と報道。「スコアだけを見てはいけない。彼らは試合を支配し、再び5点っていてもおかしくなかった」と指摘している。

 さらに、「パリSGは今や、世界のどのクラブよりも一段上にいる」「現代版ドリームチームだ」とまで表現。「彼らは相手をズタズタに引き裂き、パスで屈服させ、そして守ることもできる」と賛辞を惜しまず、「クバラツヘリアを止める方法を、アーセナルは見つけなければならない」としながら、「デンベレ、デジレ・ドゥエ、ブラッドリー・バルコラも危険だ」と決勝の相手に対しても警戒を促した。
  一方、スペイン・バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、決勝が「バルセロナ色」の強い一戦になることに注目。パリSG最大のスターは、ユニホームを着ていない。それはL・エンリケだ」と題し、バルサのレジェンドでもある指揮官の手腕を絶賛。「彼は、ただスターを集めただけだったパリSGを、本当のチームへ変えた」と評価した。

 また、「L・エンリケ監督は、個の集合体ではなく、集団として機能するチームを築いた。かつて怠慢さを疑われたデンベレが、今やバロンドール級の選手になったのも偶然ではない」とも指摘し、さらに、「アーセナルを率いるミケル・アルテタとの決勝は、バルセロナ出身の2人の指揮官による知略戦でもある」と、期待を寄せている。

 一方、ドイツ側では判定への不満が大きなテーマとなった。スポーツ紙『kicker』は、「ドレーゼンCEO、審判起用に疑問」と題した記事で、ポルトガル人主審ジョアン・ピニェイロ氏の判定を問題視。特に29分の場面について、「ヌーノ・メンデスのハンドは2枚目のイエローになり得た」と指摘した。
 
 ヴァンサン・コンパニ監督は「少し馬鹿げている」と困惑を示し、スポーツディレクターのマックス・エバールも「ルールがどうなっているのか、誰も説明できない」と発言。さらにCEOのヤン=クリスティアン・ドレーゼンは、「CLでわずか15試合しか裁いていない審判が、この試合を担当したのは少なくとも驚きだ」と不満を露わにした。

 もっとも、この場面については各国メディアがルール上の妥当性を主張しており、『ESPN』は「味方選手が蹴ったボールが手に当たった場合、原則としてハンドにはならない」と整理。「VARの介入対象でもなかった」と説明。英国のスポーツサイト『GIVEMESPORT』も、「あまり知られていないルールが、なぜPKにならなかったかを説明している」と報じ、「判定に怒りを覚えるのは理解できるが、審判団はルール通りに裁いた」と擁護している。

 そして、米国大手放送局のスポーツ専門サイト『CBS SPORTS』は、すでに決勝に注目し、「“王朝”候補と、運命のチームによる決戦」と題し、「パリSGは連覇を目指し、アーセナルは史上初の欧州制覇まで、あと90分に迫っている」と紹介。「止められない力と、動かざる守備の対決」と位置づけた。

 同メディアは、「パリSGは継続性の価値を学び、L・エンリケ監督はチームを、完全に機能する機械へ変えた」と評価し、一方のアーセナルについても、「今季のCLは、彼らにとって聖域だった」。そのうえで、「パリSGには王朝への扉が待ち、アーセナルには欠けていた最後のピースが待っている。この決勝は、特別なものになる」と締め括っている。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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