毎日料理を頑張るのをやめたらラクになった
一汁一菜で良いという提案を知ってから、夕飯に頑張ってたくさんのおかずを作ることをやめました。その代わりに具だくさんの味噌汁を毎日必ず出すように。また、朝や昼も具だくさんのスープにパンやヨーグルト、前日の残り物などで簡単に済ませるようになりました。
土井さんは別におかずを作ることを否定しているわけではありません。あくまで一汁一菜は基本のスタイルで、余裕があれば二菜、三菜にしても良いと書かれていました。ただ、「毎日の食事はハレの日のようなバリエーションに富んだごちそうを用意しなくても良い。とりあえずご飯を炊いて、具たくさんの味噌汁だけ作っておけばなんとかなる」ということなのだと思います。私の場合、そう心に留めておくだけで毎日の食事作りがグッとラクになりました。
私はその日の気分で白米や雑穀米を炊き、野菜室にある物を適当に5~6種類放り込んで味噌汁を作り、余裕があるときは肉や魚を焼いています。味噌汁もカット野菜を利用したり2~3日分一気に作ったりしてしまえば、より気持ちがラクです。ご飯にこだわらず、パンやパスタが食べたいときは具たくさんの味噌汁ではなく具だくさんのスープに。一汁一菜ならアレンジも簡単です。一番心配していた家族の反応ですが、一汁一菜を取り入れて半年たった今も「ご飯と味噌汁に飽きた」というような苦情はありません。
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まとめ
結婚してからも子どもが生まれてからも、家族のためにバランスの良い食事を作らないといけないということがプレッシャーでした。しかし、毎日何品ものおかずを食卓に並べなくてはという思い込みが自分自身を追い込んでいたのだと、ようやく気付くことができました。そして、飽きるかと思っていた一汁一菜ですが、不思議なことにご飯と味噌汁なら毎日でもまったく食べ飽きることがなく続けられています。
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