秋分の七十二候(しちじゅうにこう)
二十四節気の一節気をさらに約5日ごとにわけて、気象や動植物などの変化や季節の移り変わりを告げてくれるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。
雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ)
夏の間、活発だった雷が落ち着き、入道雲の代わりに鰯雲が広がるころ
蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ)
元気だった虫たちが巣ごもりの支度をするころ
水始涸(みず、はじめてかるる)
収穫の最盛期を迎え、どの田んぼからも水が抜かれて涸(か)れるころ
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秋分の旬野菜
はしり(市場に出回りはじめたもの、初物)
チンゲン菜、ヤーコン、ごぼう
さかり(おいしくて栄養価も高く、価格も安定)
ルッコラ、セロリ、レタス、ジャガイモ、マツタケ、カボチャ、れんこん、海老芋、銀杏、ニンジン
なごり(旬の終わりかけ。コクや深みを楽しむ)
さやいんげん、きゅうり、ミョウガ、新生姜