「ワクチン接種がきっかけで気付いた」2年越しの五十肩が突然、改善…!?【体験談】

気が付いたら腕の痛みが和らいでいた


ストレッチをしなくなってからは「右腕は痛いから使わないもの」として自分でも認識していたため、右腕の代わりにすべて左腕で作業をしていましたし、不自由さが当たり前になっていました。ですが今思えば、ベッドで寝ると激痛が走るというつらい状況は、最初の診断から1年後には感じなくなっていたような気がします。それ以後もストレッチをせず、右腕を多用しない生活を続けていた私。

「あれ、いつの間にか五十肩が改善しているかもしれない!」と思ったきっかけは、この夏のワクチン接種でした。利き腕とは反対側の左腕に筋肉注射をしてもらい、注射のせいで左腕が1日2日上がらなくなりました。「この感じ、右腕の五十肩の症状となんだか似てる……。左腕も上がらなくなったら両腕使えないじゃない!」と思ったのですが、重くて上がらない左腕の代わりに右腕で作業をしてみようとしたときに、前より右腕の痛みが改善し、ラクに上げられるようになっていることに気付きました。

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まとめ

五十肩の診断を受けたてのころ、同じく五十肩に悩んでいた友人が「しばらくして突然改善した」という話をしていたことがありました。しかし、そんな話を聞いても「いきなりこの痛みがなくなることなんてある?」と思うほど私の痛みは激しかったのです。もうこれで右腕が自由に使えなくなるのか……と、ひどく落ち込んだことを覚えています。

ところが2年たってようやく、完全ではないものの右腕の可動域の広がりを感じた今年の夏。右腕を上げずにいた時間が長かっただけに、まだ上げるのは怖いけれど、冷蔵庫の上の段の物を取ることが昔ほど苦ではなくなりました。ワクチンの副反応による左腕の筋肉痛も治まり、両腕が使える喜びを感じているここ最近です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
イラスト/サトウユカ

著者/みやまこ(49歳)
夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかる、母は毎日同じことを聞いてくる、夫は「かまってちゃん」でてんやわんやのワンオペ状態。最近めっきり疲れやすいし、作業効率も落ちてきているし、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。