「もう閉経…?」止まっていた生理が再開した日に起こった意外なできごと【体験談】

それでも生理が再開しない


温活を必死に頑張った私ですが、数カ月経過しても努力は実らず生理は再開しませんでした。1周期あたりの総出血量が20ml以下といわれる「過少月経」はあったものの、しっかりした量ではありません。「こんなに頑張っているのに、一体何がいけないの?」と私は徐々に憂うつになっていきました。

その後、別の雑誌で「女性の体にはストレスが良くない」という記事を読んだ私は、自分の生理が止まった理由はストレスのせいではないかと思うようになりました。思い当たる節は山のようにありましたが、そのなかでも大きなストレスと思われたのは「家の老朽化」でした。私は実家で両親と夫の4人暮らしですが、家の老朽化で引っ越しを迫られていて、引っ越しのためのお金のやりくりに苦しんでいたからです。

ストレスの原因は見当がついたものの、この問題はそう簡単に解決しそうもありません。私の日々のため息はますます深くなり、夫や母に心配をかけるようになっていきました。2人とも元気づけてくれましたが、それでも憂うつでやるせない気持ちが収まることはありませんでした。

(広告の後にも続きます)

生理が戻ってきた日に起こったできごととは?


私は「もう閉経したんだ」と諦めの境地に達しかけていましたが、ある日意外な理由で生理が再開するできごとが起こります。それは、とある歯科医院でのこと。ここ数カ月の間、インプラント手術に実績があり設備も整った歯科医院を探していた私は、有名なある歯科医院を訪問しました。

院長であるインプラント歯科医師は「大丈夫です。インプラントをしましょう」と言ってくださって、主人と私は笑顔で歯科医院を後にしました。生理が再開したその晩です。それも少しだけ戻ったのではなく以前と同じ量がしっかり戻ったのです! 実は私は昔から歯が悪く、30代で2本の歯を失い、48歳の9月にさらに2本の歯を失っていました。その後、ネットで評判のよいインプラント専門の歯科医院に行きましたが、「あなたの歯ではインプラントはできない」とこっぴどく断られて深く落ち込んだ経験がありました。

思えば、生理が止まったのはその翌月でした! まさか生理が止まった原因が、インプラントをこっぴどく断られたからだとは思いませんでした! そして、インプラントができることが決まった日に生理が再開するとは驚きました。たまたまそのタイミングだったのかもしれませんが、私はこのストレスが関係していたのではないかと実感しています。