
小雪(しょうせつ)とは

2021年11月22日~12月6日は小雪、冬が一層深まる季節です。平地に雪が積もるのは先ですが、山には初雪が観測される時期。旧暦では小雪の時期にあたる10月を「小春」と呼び、春のように温かい日を「小春日和」といいます。春の花が勘違いして咲くこともあるようです。
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小雪の七十二候(しちじゅうにこう)
二十四節気の一節気をさらに約5日ごとにわけて、気象や動植物などの変化や季節の移り変わりを告げてくれるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。
虹蔵不見(にじ、かくれてみえず)
空気が乾燥し、日差しが弱くなると虹があまり見えなくなる
朔風払葉(きたかぜ、このはをはらう)
「朔風」とは木枯らしのこと。冷たい風が吹いて、木の葉が払い落とされる
橘始黄(たちばな、はじめてきばむ)
橘は日本に自生する唯一の柑橘。この頃になると色づき始める