エアコンはどのくらいの頻度で掃除をしているでしょうか?こまめに掃除をした方が良いと分かっていても、見た目から掃除の必要性は感じにくいため、数年間掃除をせずにそのまま使っている方も多いはずです。
しかし、エアコンは汚れが溜まりやすく、掃除を怠ってしまうと、健康被害に繋がる可能性もあります。そのようなトラブルを引き起こさないためにも定期的なお手入れで清潔感を保ちましょう。
今回はエアコンの掃除頻度やその方法を解説していきます。
1. エアコンの掃除頻度
1-1. フィルターの掃除は月2回
エアコンをつけていると、部屋のゴミやホコリを吸い込んでしまうため、フィルターが汚れます。汚れたフィルターでエアコンをつけていれば、当然、室内の空気も悪くなり、健康被害を引き起こす可能性も。フィルターの掃除頻度はエアコンの起動頻度によりますが、おそうじ本舗によると、「月2回が良い」とされています。24時間エアコンを付けっぱなしという場合は1週間に1度掃除をした方が良いでしょう。
1-2. エアコン内部の掃除は年1回
エアコンの掃除はフィルターだけではなく、内部もしっかりと行いましょう。Kirehapiマガジンでは「1年に1度はエアコン全体のクリーニングを行うと良い」と述べています。エアコンの使用頻度が多いご家庭は夏と冬の直前に掃除を行えば、悪臭に悩まされることもありません。
最近では、清掃機能付きのエアコンが人気となり、一般的なエアコンと比べると掃除の手間も省けます。清掃機能付きのエアコンの掃除頻度は2年に1回程度で、ほとんどの製品がフィルター掃除のみです。お手入れのしやすさからエアコンを選んでも良いですね。
1-3. エアコンの掃除頻度は取扱説明書で確認
自宅にあるエアコンの掃除頻度を知りたい場合はその製品の取扱説明書を見ましょう。ただ、毎日使っていたり稼働時間が長かったりする場合は推奨頻度より多く掃除をすることをおすすめします。
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2. エアコンを掃除しない場合に起こるトラブル
エアコンを定期的に掃除していないと、さまざまなトラブルを引き起こします。ここでは良くあるトラブルを3つご紹介していきます。
2-1. カビやホコリが大量に発生する
エアコンのフィルターや内部が汚いまま使い続けると、カビやホコリが蔓延します。鼻炎や結膜炎などのアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性も高く、喘息や気管支炎に繋がり兼ねません。特に小さなお子さんや赤ちゃんがいるご家庭はこまめにエアコンの掃除をしましょう。
2-2. 電気代が上がる
エアコンの掃除をしないことによって、温度や風量の調節がスムーズにできなくなってしまいます。その結果、温度を上げても暖かくなるのに時間が掛かり、相当な電力を消費することに。これは温度を下げる場合も同じことが言え、電気代が上がる原因ともなり得ます。
清潔な状態のエアコンと比べると、1.5倍近くも金額が上がるため、節約のためにもエアコンの掃除はこまめにしないといけませんね。
2-3. エアコン自体の故障に繋がる
汚れたエアコンを使い続けると、エアコン自体の故障に繋がります。フィルターに付着しているホコリが精密部に入らないように、定期的にホコリや汚れを取り除いてあげましょう。万が一、故障してしまった場合は修理や買い替えに高額な費用が掛かります。