【眼科医が解説】花粉症による目のかゆみケアと、効果的な花粉対策とは

間違った花粉症ケア

花粉症の症状を抑えるために、メディアやネットでさまざまなケアが紹介されています。そんな花粉症ケアの中でも、注意したいものを解説します。

――間違えた花粉症ケアにはどんなものがありますか?

「間違いと言い切れませんが、食べ物やサプリによる対策は、効果があるといった正確なデータが出ていないので、薬ほどの効果は期待できません。花粉症に効くと、あまり過信しない方が良いですね。

また、洗眼薬は使い方に注意が必要。回数が多いと涙を洗い流しすぎてしまい、ドライアイの原因になることもあります。場合によっては目のまわりの汚れが、逆に目の中に入ってしまうことも。使い方を医師に相談したり、回数に注意したりしていただきたいですね。

また、水道水で目を洗うのは避けてください。水道水に含まれる塩素などの成分が目への刺激になったり、傷つけたりしてしまう場合があります」

――目を冷やすなどのケアもありますが、これは問題ありませんか?

「目を冷やすのは一時的に症状を和らげるのに役立つと思います。特に問題はありません。ただ、ずっと目を冷やすわけにはいかないと思うので、他のケアと併せて行う必要がありますね」

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目薬を選ぶ時のアドバイス

花粉症の症状の緩和に欠かせない目薬。どんなものを選べば良いか、処方薬と市販薬どちらが良いかなどを紹介します。

――目薬を選ぶ時のアドバイスをお願いします

「人の涙と近い成分で作られている人工涙液がおすすめです。丸洗いするよりも、目の中に汚れが入る心配がありません。こまめに使用するのなら、防腐剤を含まない無添加のものが良いですね。目への刺激が少なく済みます」

――処方薬と市販薬どちらが良いでしょうか?

「処方薬は、アレルギー反応を抑えるなど、目のトラブルにダイレクトにアプローチできます。集中して目の治療ができるので、トラブルも少ないですね。もちろん、市販薬でも問題ありません。忙しくて病院に行く時間がない場合は、上手に市販薬を活用してみてください」