部屋探しに良い時期はいつ?年間の傾向や探し始めのタイミングについて

学業や仕事、様々な人生のイベントのタイミングで必ず訪れる引越しですが、いつ探すと良い物件やお部屋が見つかるのか?今回の記事では、不動産業界の繁忙期や閑散期の傾向から、物件を探す際のポイントについて解説していきます。

1.不動産が良く動く時期と、そうでない時期の傾向

不動産業界の傾向として、入学や転勤といったライフイベントで人が動くときに活発に取引が行われるというのは皆さんもなんとなくご存じですよね。
そうした不動産業界の年間の傾向、ポイントについて詳しく見ていきましょう。

最も不動産取引が行われるのは2月・3月

人事異動や新学期のスタートといったように、多くの方にとって環境の変化があるのが4月です。
やはり、年度の節目である4月前の2月、3月が不動産業界の最も忙しくなる時期になります。多くの方が引越しするタイミングですから、お部屋の需要も増えると同時に、物件情報もたくさん市場に出てくる時期です。

この時期に物件を探す方は、引越しの期限が決まっている場合が多いため、皆さん物件を決めるのも早いといった傾向があります。
物件情報がたくさん出てくる時期ではありますが、需要が多い時期のため、大家さんや売主側も価格も高めに設定しがちです。
また、引越し業者も繁忙期になるため、日程が埋まっていたり、価格が高くなるといったこともあります。

どうしてもこの時期に引越さなければいけない理由がなく、ゆっくり探したいという方は避けた方が良い時期かもしれません。

取引が減少する時期は8月・1月

繁忙期とは逆に、不動産業界で取引が少なくなる時期は8月と1月です。

8月は、お盆や夏休み時期であることに加え、何より暑さがネックとなって不動産を探す方が少なく、物件が動かない時期と言われています。

そして、意外と思われるかもしれませんが、1月も不動産取引が少ない傾向にあります。
年末から年明けに掛けてはゆっくり過ごし、年が明けてしばらくしてから本格的に物件探しに動くという方が多いため、1月はインターネットなどで物件情報を収集するといった準備期間に充てられる傾向にあることが理由と思われます。

この時期は不動産会社も閑散期ですから、ゆっくりと物件探しをしたい、相談しながら探したいという方には向いている時期と言えるかもしれません。比較的繁忙期よりは価格交渉の相談もしやすいでしょう。

賃貸では、9月・10月も取引活発に

基本的に、不動産取引の売買と賃貸と比較しても年間の傾向に大きな変わりはありませんが、より賃貸のほうがライフイベントのタイミングによる引越しの影響が大きくなる傾向にあり、人事異動などが増える9月や10月も比較的活発に物件の取引が行われる時期になります。
売買は取引価格も大きいため、季節的なイベントの影響による決断ももちろんありますが、検討する期間や状況が個人個人で異なるため、検討のタイミングもまちまちであることが理由と考えられます。

不動産業界全体の大きな傾向として、2月から3月に掛けて最も取引のピークとなり、次いで9月・10月が繁忙期、8月・1月は閑散期ということを覚えておきましょう。

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2.物件はいつから探し始めるのが良い?

物件探しは引っ越し時期から逆算していつからスタートするのがよいかというと、賃貸か購入か、入居する方の状況等によっても異なりますが、手続き等のスケジュールを考えた場合、遅くとも2ケ月前には始める必要があります。
特に購入の場合は、住宅ローンの手続きや引き渡し時期の調整等もあるため、期間に余裕を持っておくほうがよいでしょう。

ただし、この2ヶ月前というは実際に物件を探しだすタイミングであって、予算や立地、間取りといった希望する物件条件は、それ以前に考えておく必要があります。

急な理由による引越しの際は難しいですが、時間に余裕がある場合、特に人生で最も大きい買い物となる不動産購入の場合は、事前に物件条件や優先順位について十分検討しておきましょう。