手帳製造・OEMを手がけて67年の伊藤手帳は、1学期(ワンセメスター)単位で使える手帳「ワンセメ手帳」の販売を2022年1月13日に開始した。販売場所は自社ECサイトユメキロック本店(https://www.yumekirock.com/)・Amazon店、愛知大学生協(名古屋・豊橋校舎)。価格は前期(3月-9月)・後期(9月ー3月)2冊セットで税込1,480円。

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ワンセメ手帳は、愛知大学キャリア支援センター(愛知県名古屋市)の低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~と連携した「CF手帳制作プロジェクト」に参加した大学生が発案し、伊藤手帳が製品化したもの。スマートフォンでスケジュール管理を行う大学生に向け「書く習慣を、もう一度」身につけてもらえる工夫を施した手帳となっている。

■ワンセメ手帳の特長
1.1冊が1セメスター(学期)単位。春(前期)「3~9月」・秋(後期)「9~3月」の2冊セット。
1年分を2冊に分ける事で軽くて持ち運びのしやすい手帳になっている。「手帳を持ち運ぶのは重い」「手帳が荷物の中でかさばってしまう」といった手帳の携帯時に起こりがちな課題を解決した。

2.月の予定と1週間の予定がひと目でわかる 
月間カレンダーは折り畳み式。広げると月間の予定と1週間の予定を見開き1ページで管理できる。スケジュール管理が面倒という心理的な敷居を下げている。

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3.書いたメモが隠れる。プライバシー保護対応の「振り返りメモページ」
折り畳み式の月間カレンダー裏面は1か月の振り返りを記入できる方眼メモページ。記入した部分が隠れる仕様のため、人に見られたくない内容も安心して記入できる。

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■ワンセメ手帳誕生の背景
ワンセメ手帳は、愛知大学2年生より企画が考案された。
・企画にあたって自主調査を行い、大学生が手帳を使わない理由として「続かない・持ち歩きにくい・スマートフォンで予定もメモもすべて管理できる」という結果を得た。
・スマートフォンは便利だがスマートフォンでメモを取る癖が就職活動や社会人となった後の重要なビジネスシーンにおいてもその癖が出てしまい、悪印象を与えかねないという懸念点が出てきた。

【問題点を解決するために考えられた事】
見やすい・持ち運びやすい・メモ欄で振り返りができる事を主点に置き、手帳を使う事で書く習慣が身につく仕様が考案された。

■商品名由来とワンセメ手帳ロゴについて:
・1セメスター単位で使う手帳(ワンセメスターより)
・ワンセメ(one seme)のO,S,Mがベースになっている。また、「空を見ればいつでもそこにある月のように、いつでも使用者のそばで寄り添う手帳であってほしい」との思いから三日月がモチーフとなったロゴを用いている。

【ワンセメ手帳仕様詳細】
●サイズ B6(182×128mm)
●ページ数 122P
●刷り色 2色刷り
●本文用紙 上質紙(白)
●カバー素材 塩化ビニールシート、ペンホルダー・カードスリット付き
●カバー色 ネイビー、ブラウン
●期間 前期:2022年3月~9月 後期:2022年9月~2023年3月
●ページ仕様 ・年間カレンダー2022年1月-2023年12月
・折り畳み式月間ページ2022年3月-9月(前期)2022年9月‐2023年3月(後期)
・週間カレンダー(月曜日始まり)2021年3月-2021年9月(前期)2022年9月‐2023年3月(後期)
●5時-24時まで記入可能
●ウィッシュリスト1ページ(やりたい事・欲しいモノを30個分記入可)
●アニバーサリーリストページ1ページ(誕生日や記念日を30個記入可)
●サンクスページ2ページ(感謝の気持ちを書き留めるページ。罫線)
●映画、読書タイトルメモ2ページ(映画や本のタイトルを12個記入可)
●収入管理ページ2ページ(アルバイトやお小遣いの収入を記録。3月-9月までの総収入を把握できる)
●時間割(月~土曜日対応 科目・講師・教室を記入できる)
●ビジネス用語集

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ブラウン

【愛知大学キャリア支援センターについて】
学校法人愛知大学 キャリア支援センター
所在地:名古屋キャリア支援課:〒453-8777 名古屋市中村区平池町四丁目60-6
    豊橋キャリア支援課:〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1 
URL:愛知大学公式サイト https://www.aichi-u.ac.jp/
愛知大学低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~について 
https://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field