近年「隠れ脳梗塞」と呼ばれる、ごく小さな脳梗塞が進行するケースが増えているそう。無症状だからと放っておくと、重篤な後遺症に見舞われたり、生命に関わる事態に陥ったりする可能性もあります。そんな脳梗塞の予防には、食事や生活習慣の改善が重要です。【監修】眞田祥一(眞田クリニック院長)

監修者のプロフィール

眞田祥一(さなだ・しょういち)

医学博士。1944年、東京生まれ。東京慈恵会医科大学卒業、同大学院修了。日本赤十字社大森赤十字病院脳神経外科部長中に、国際赤十字カンボジア難民救済活動医、タクラマカン砂漠での医療活動などにも従事。1996年、東京都大田区に眞田クリニックを開業。脳血管障害を主体とした、脳神経の治療の入口(予防)と出口(後遺症)の治療に当たっている。『ボケは96%防げる!治せる!』(主婦と生活社)、『自分で見つけて治す隠れ脳梗塞』『とまどいボケありませんか?』(ともにマキノ出版)など、著書、監修書多数。
▼眞田クリニック(公式サイト)
▼専門分野と研究論文(CiNii)

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オートミールとサンマ蒲焼き缶のキンパ

【血管強化食材】サンマ・アボカド・白すりゴマ

材料(2人分)
・オートミール……80g
・サンマ蒲焼き缶……1缶(100g)
・水……120ml
・ニンジン(千切り)……1/2本
・ゴマ油……小さじ1
・塩、白すりゴマ……各少々
・アボカド……1/2個
・焼きノリ………2枚
・梅干し(種を除きたたいておく)……大1個

オートミールにサンマ缶の煮汁大さじ1と水を回しかけ、全体を混ぜる。
①を、ラップをかけず電子レンジ(600W)で2分加熱し、粗熱を取る。
ニンジンをゴマ油で炒め、塩を振る。しんなりしたら白すりゴマを振り、冷ます。
アボカドは種を取って皮をむき、1cm角の棒状に切る。
巻きす(なければラップ)に焼きノリを1枚広げ、②の半量を手前から2/3くらいのところまで、薄く均一に広げる。梅干しの半量を横一文字にぬる。
サンマ缶の身、③、④を2等分して手前側にのせて巻く。同じものを、もう1本作る。
食べやすい大きさに切り、器に盛る。