月経カップの使用で骨盤底筋を意識

月経カップイメージ

最後に試したのは、月経カップです。入手してからしばらくは使用する勇気がなく、2カ月ほどは使わずに放置していた月経カップ。ある日、ついに使ってみようと決心してから手元のリーフレットなどを熟読した際に、「月経カップの使用により骨盤底筋を意識できる」というコラムがありました。月経カップの使用により生理の不快感が軽減できるだけでなく、骨盤底筋を意識することもできるなんて!と、背中を押された気になりました。

実際に使ってみると、たしかに月経カップを腟内に入れて過ごしている間や、腟内から取り出すとき、半ば無意識に骨盤底筋に力を入れています。これなら無理なく骨盤底筋を意識して過ごせるというのは、月経カップ使用の思わぬ副産物の1つでした。

(広告の後にも続きます)

まとめ

私の場合は、「骨盤底筋を鍛えよう!」と気合いを入れて運動するよりも、月にわずか数日でも、常に骨盤底筋を意識した時間を持つほうが、無理なく取り入れられる行動でした。実際にこれで骨盤底筋にどれだけ効果があるのかは未知数ですが、毎月のことなので細く長く続けていこうと思っています。

いつかもう少し子育てに余裕ができたら、アプリやヨガでの骨盤底筋運動も復活できるかもしれません。そのときまでは焦らずに、月経カップ使用中に骨盤底筋を意識する時間を、継続していこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。

イラスト/サトウユカ

著者/まっちゃ (45歳)
40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。