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 発売されてすぐに大きな話題となり、どの店舗も完売して手に入らないことから「幻の商品」とまで呼ばれた『カルディ』の「ぬって焼いたらカレーパン」。その名の通り、食パンにぬって焼くだけで、揚げたてのカレーパンのようになる不思議なスプレッドです。

 発売から約1年半が経った今でも、熱は冷めることなく品切れが目立つ中、なんと、新商品が発売されました。

 それがこちらの『ぬって焼いたらメロンパン』。


110g 308円(税込)

 今回もバズって手に入らなくなる可能性が高いと予想し、発売日翌日の午前中に買いに行ったところ、最後の一つ。店員さんによると「情報が早いカルディマニアたちが一足早く買いに来ている」のだとか。

 ちなみにオンラインショップではすでに「おひとりさま2個まで」の購入制限付き。「ぬって焼いたらカレーパン」と同じように、手に入らなくなる日は近そうです。

 開けてみると、ブワッと甘い香りが広がります。かなり甘そうな予感……。今のところメロンパンの気配は皆無です。テクスチャーは軽く、ホイップバターのよう。

 すくってみると、ザラザラとしたものが混ざっています。裏面の原材料を確認したところ、どうもお砂糖と細かく砕かれたクッキーのよう。なるほど、メロンパンの要素を発見です。

 ただ眺めていてもメロンパンにはならないので、早速作ってみましょう!

検証! 本当に食パンはメロンパンに変身するのか? オススメの食べ方を実践!


100均の「ハニートーストカッター」を使うと本格的な仕上がりに

 用意したのは、なんの変哲もない6切200円ほどで買った食パン。そして右上にあるのはダイソーなどの100円ショップにある「ハニートーストカッター」です。

 もともとはハニートースト用のグッズで食パンの表面に模様をつけるものなのですが、メロンパンにもちょうど良さそうなので使ってみることにしました。

 もちろんそのまま塗っても良いのですが、見た目もメロンパンに近づけるため、ハニートーストカッターで食パンに型をつけます。

 食パンに当てて、グッと押すだけ。ポイントは恐る恐るではなく、大胆に押し込むこと。1度で型がついた方が仕上がりがきれいです。力を入れても意外と大丈夫。それっぽい型がつきました。


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 次に、「ぬって焼いたらメロンパン」を塗っていきます。パッケージに「塗りすぎ注意」と書かれていましたが、どれくらいがちょうど良いかわからないので、普段バターを塗る時と同じくらいの量を塗ってみました。結果、それでちょうどよかったのですが、甘党の人はもっと多めに塗っても良いと思います。

 全体に塗り終えたら、いよいよオーブンで焼きます。どの程度メロンパンが再現されるかドキドキです。

 トースターに入れて2~3分ほどで完成。出してみると……。

 ほんのり焼き色がついて美味しそう! お砂糖の甘い香りとバターの良い香りが漂います。これは間違いなく、メロンパンの香り。焼いたことで一気にメロンパンに近づき、自ずとテンションが上がります。

 驚いたのが、その味。これは昭和生まれと平成生まれで食べた時の感想が全く異なりそう! 昭和生まれにとっては、とても懐かしい味がするんです。最近よくある、こだわりの製法、材料を使って作られる上等なメロンパンではなく、まるで駄菓子のような素朴な味わい。小さい頃によく食べていた、ひと昔前のメロンパンの味です。

 平成生まれの人が食べると「ちょっと安っぽい甘さだな」と思うかもしれませんが、昭和生まれの筆者は懐かしくて思わず笑みが溢れてしまう、ホッとする味です。なんだか嬉しくて、気がつけば2枚、ペロリと平らげていました。

 食感も良く、表面がバリバリ、ザックザク! オーブントースターで焼いただけで、ここまでしっかり食感が出せることに本日2度目の驚きです。メロンパンのクッキー生地のサクサク感とは少し違いますが、これはこれで美味しい。というより筆者は、こちらの方が好きでした。

 思いがけず子供の頃を思い出させてくれた「ぬって焼いたらメロンパン」。特に昭和生まれの人にぜひ試してほしいスプレッドです。コーヒー片手に、昔を思い出して懐かしい気持ちに浸ってみませんか?

(撮影・文◎佐々木 舞)

●著者プロフィール

佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。