新子安は住みやすい?治安や保育園事情など気になるポイントを徹底調査!

新子安は、横浜市内の北東部にある神奈川区に属しています。
新子安の魅力は交通アクセスの良さ。「新子安駅」「京急新子安駅」の2駅が利用できるため、都心への通勤通学が便利な街です。近年再開発されたエリアには、マンションが多く建ち、ファミリー層にも人気のある街です。

新子安駅周辺の街をおすすめしたいポイントは、次のようなものです。

  • 2路線が利用でき、都心へのアクセスが便利
  • 繁華街などがないため、治安が良く、静かで落ちついている
  • 再開発で街が整備されている
  • 営業時間の長いスーパーが多く買い物が便利

この記事では、新子安に暮らすときに気になる情報をさらに詳しくご紹介します。

1. 人口約24万人!神奈川区の人口と治安を徹底解説

新子安駅で新しい住まいを考えるときに気になるのは、治安や自治体の情報でしょう。
新子安駅があるのは、神奈川区。神奈川区はかつて「神奈川宿」として栄えた街です。神奈川区の人口と治安について調べてみました。

1-1. 新子安駅のある神奈川区|人口や治安について解説

新子安駅は神奈川県横浜市神奈川区にあります。
神奈川区の人口は約24万人、世帯数は約13万世帯です。駅の南側には工場地帯が広がっていますが、駅前はあまり混雑することはなく落ちついた環境です。

新子安駅周辺は、駅をはさんで北と南では雰囲気がかなり異なります。北側は新しいマンションが多い新子安エリア、南側は東名高速道路と工業地帯のある子安通エリアになっています。

以下の表は、新子安と子安通の人口と世帯数を表したものです。子安通エリアのほうが一人暮らしをしている人が多く、新子安エリアは再開発によりマンションが多く建てられファミリー層が多く住む地域です。この再開発が行われてからは商業施設も入店し、広場や遊歩道も整備されたため、住みやすいと評判のエリアになりました。

神奈川区の人口と世帯数(令和3年3月)

町名 人口 世帯数
神奈川区合計 241,626人 129,183世帯
新子安1丁目 5,290人 2,660世帯
新子安2丁目 2,373人 1,093世帯
子安通 7,855人 4,744世帯
横浜市ホームページ 神奈川区の町別人口と世帯数及び面積(令和3年3月31日現在)より引用

1-2. 新子安は治安が良い!神奈川区の治安情報を調査

警視庁によると、神奈川区の令和3年の犯罪認知件数は横浜市18区の中で第6位となっており、比較的犯罪の少ない街と言えます。
なかでも多くを占める犯罪が窃盗犯。窃盗については万引き、自転車盗が多く、凶悪犯については件数が少ない結果がでており、治安が良い環境と言えるでしょう。

神奈川区の犯罪認知件数(令和3年)

罪種 件数
凶悪犯 6件
粗暴犯 61件
窃盗犯 545件
知能犯 61件
風俗犯 7件
その他刑法犯 80件
総数 760件
警視庁ホームページ 刑法犯罪名別市区町村別認知件数より引用

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2. 海に近い新子安の地盤は?ハザードマップを元に水害と液状化について解説

新子安駅は南側に横浜港があり、海へ流れ込む川を持つ地形です。駅の南側の地域はかつて海水浴場もあったという埋立地になっているため、地盤が強いとは言えません。
ここでは、洪水と液状化についてハザードマップを確認しながらお伝えしていきます。

2-1. 洪水の危険性について

新子安駅付近は、駅の北西方面に入江川が流れています。入江川は鶴見区東寺尾付近から流れ、南側の子安通で運河に分かれて東京湾へと注いでいます。
台風などの大雨では、この入江川の川沿いの地域は川の増水による水害の危険性があり、0.5~3mの浸水が予測されています。0.5~3mの浸水は家屋の1階の天井を越えて浸水する可能性もあるのです。

洪水による災害については、この入江川沿いを除いた地域については洪水の危険性はかなり低い予測となっているため、新子安地区においては、比較的洪水の危険性は少ないと言えるでしょう。

横浜市ホームページより引用

2-2. 液状化の危険性について

液状化ハザードマップによると、液状化の危険性が高いとされるのは駅南側です。工業地帯の中でも東京湾に面している恵比須町の一部が対象となっています。
首都高速道路から南側はほとんどが埋立地のため、地盤は弱く液状化の危険が高くなっています。
新子安駅付近で住まいを検討しているならば、北側の液状化リスクの低い地域を選べば安心して生活できるでしょう。

横浜市ホームページより引用

2-3. 神奈川区の防災への取り組み

海と山を抱える神奈川区は、洪水や地震について学ぶ環境が用意されています。
体験プログラムなどを通じて災害を疑似体験するなど、災害を身近に感じることが防災意識を高めることにつながっています。

はまっこ防災プロジェクト

横浜市内の中学生を対象にしたプロジェクトです。わかりやすく防災を学ぶためのアニメ教材や防災マップ、防災グッズなどを作成し、横浜市教育委員会を通じて配布しています。

横浜市民防災センター

横浜市唯一の防災体験型学習施設です。地震・火災体験、風水害体験のツアーと14種類の体験プログラムを通じて、防災と減災について学べます。

アクセス: 横浜駅西口より徒歩10分
住所: 神奈川県横浜市神奈川区沢渡4-7
公式サイト: https://bo-sai.city.yokohama.lg.jp/