1～2年前から流行り始めた“シェフパンツ”。GUでもちょっと前からシェフパンツが販売されていましたが、なんとなく下半身の太さを拾い、かつ短足に見えそうで避けていました。が、先日1,690円という値段とこれからの暑くなる季節にジーンズが暑苦しいなと魔が差し、1着購入。
あ～、これは一度はいたらやめられない“魔性のパンツ”でした（笑）。長年、“ババアファッション”の書籍を作ってきたエディターでもある中田ぷうが紹介します。
シェフパンツの魅力
思った以上に下半身を拾わない！
シェフパンツとは、元々はシェフの人たちが厨房ではいていたゆとりのあるシルエットのもので、ウエストがゴムやひもで調節できるワークパンツのこと。今では“次世代イージーパンツ”とも言われています。GUのシェフパンツは、ダボッとしたリラックスタイプのシルエットにゴムウエスト。しかもただのゴムウエストではなく、ちゃんと内側にひもも付いているのでフィット感を微調整することもできます。
生地は綿61％＋ポリエステル39％。ジーンズより薄手でこれからの季節に快適な素材。しかも実際はいてみると、想像していたほど下半身の体型を拾わないし、短足に見せないんです！ これで1,690円は奇跡！
ワークパンツだけあってラクちん
立ったりしゃがんだり、階段を上ったり……家事ってさまざまな動きを要しますよね。でも、このパンツで家事をしていると動きが制限されず、本当にラクなんです。さすがワークパンツ！
そして私のように日々ジーンズばかりはいていて、ジーンズに飽きている人にもおすすめです。このパンツに替えるだけで雰囲気ががらりと変わり、新鮮。
色は写真のベージュのほか、ブラックとオリーブ（カーキ）がありますが、どれもコーディネートしやすいのも高ポイント。次章では着こなしテクを紹介します。
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GU「シェフパンツ」のコーディネート
懐かしの90年代コーデをアップデート
今シーズン、ロゴ入りスウェットやTシャツが大人気！ そして今のアラフィフ世代ならわかっていただけるはず！ 中学～高校時代（80年代後半～90年代）、こうしたロゴ入りスウェット×チノパンのコーデ、流行りましたよね～！ 懐かしくて思わず、再現してしまいました！ 小物も80～90年代から廃れ知らずのL.L.Beanのトートとコンバースでまとめてみました。
懐かしいけれど、古臭くないのがこのコーディネートのポイント。なぜなら、色合わせは昔のままですが、パンツとトップスは今のものを使っているからです。シルエットがちゃんと“令和”になっているんですね。
ちなみにトップスに合わせたのは、こちらもGUの「スウェT」（同じく1,690円）。スウェットとTシャツの良いとこどりをした、今シーズン注目のアイテム。今っぽいワイドシルエットなのでこちらも着ていてノーストレスですよ。
白シャツと合わせたナチュラル系コーデ
そしてこのパンツ、シャツとも相性が良いので、こんなシンプルな白シャツを合わるだけでもOK。シンプルなコーディネートなので、バッグは派手なかごバッグを用いて色のアクセントを効かせます。
スニーカーでもいいですが、ここはエナメルローファーでアラフィフらしい大人っぽさをプラスします。
梅雨冷えの日にはパーカやカーディガンと合わせて
ここまで半袖のコーディネートをご紹介しましたが、これからやってくる梅雨……！ “梅雨冷え”という言葉もあるように、意外と寒いんですよね！ この時期に活躍するのが、パーカやカーディガン。
まずはシェフパンツとパーカのコーディネート。間違いのない組み合わせですが、どうしてもボリュームが出てしまうパーカ。着痩せを期待するなら、ダークカラーのものを選ぶのが正解！
これが薄いグレーやホワイトのパーカにすると、ボディラインを拾い過ぎてしまい、もろ“おばさん”コーデになってしまいます。どうしてもグレーやホワイトのパーカを着たい！という人は、ロゴ入りのものを選んでください。ロゴ入りを選ぶとかなりごまかしが効きます。
カーデのボタンは開けると◎
パーカを合わせるとどうしても“アメカジ指数”が高くなるので、そこまでカジュアルには着たくないわという人にはカーディガンがおすすめ。Tシャツにカーデを羽織るだけですが、ただでさえ太いシェフパンツ（あ、でも思ったほど下半身のシルエットを拾わないんですよ！ ものすごい拾いそうに見えますが）。
ちょっとでも縦ラインを強調するために、カーディガンのボタンは留めずに開けておいてくださいね。
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商品名：シェフパンツ（セットアップ可能）
価格：1,690円（税込み）
サイズ：XS～3XL
カラー： 09 BLACK、32 BEIGE、57 OLIVE
※XXL・3XLサイズは、超大型店、銀座店、オンラインストアでの取り扱いとなります。
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