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 大阪の中崎町に一軒のユニークな専門店があります。それが今回紹介する『たまごサンドの銘店 パタパ』という名前のお店です。

 店名から分かるように、こちらのお店はたまごサンドイッチの専門店で、たまごサンドだけでも3種類あるほか、アレンジしたたまごサンドなどもあり、豊富なバリエーションが楽しめます。

中崎町のオシャレでカワイイたまごサンドイッチ屋

 お店があるのは、大阪の中でもレトロとオシャレがマーブル状に混ざりあっている中崎町エリア。大阪メトロ谷町線の中崎町駅を降りて、道を挟んだすぐの場所にお店があります。

 壁の色が一部分、黄色のたまごサンド色になっているカワイイ外観。お弁当や手土産などにするテイクアウト品をメインに販売していますが、店内にはスタンド式のカウンターがあるのでイートインも可能です。

『パタパ』はたまごサンドだけでも3種類! 食べ比べてみた


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 自ら「たまごサンド」の銘店と名乗るように、自慢のたまごサンドのメニューを確認してみると、「たっぷりたまごサンド」、「厚焼きたまごサンド」、「たまごカツサンド」の3種類がありました。

「たっぷりたまごサンド」は、全国的にスタンダードなゆで卵を崩してマヨネーズと和えたタイプ。「厚焼きたまごサンド」は、大阪や京都など関西で見かけるだし巻き卵のサンド。そして「たまごカツサンド」は、厚焼きたまごに衣をつけてカツにした、たまごカツのサンドイッチになっています。一つのお店で、変わったたまごサンドが3種類も食べられるのは専門店ならではですよね。


パタパサンド 600円

 どれも美味しそうと思っていると、「パタパサンド」というメニューを発見。これは3種のたまごサンドが一つになった詰め合わせ商品で、いろいろ食べ比べたい人にピッタリ。こちらをいただいてみましょう。

 まずはスタンダードタイプの「たっぷりたまごサンド」から。商品名にもありますが、手に持ってみると確かにこぼれそうなくらいたまごがたっぷり。

 ほどよく潰され、プチプチとした食感の残るゆで卵が、フカフカのパンに挟まれています。一口食べると、思わず幸せを感じる味。

 次は関西でお馴染みの「厚焼きたまごサンド」。ジューシーでプルンとした食感で、初めて食べてもどこか懐かしい味わいです。スタンダードタイプと材料が同じでも、調理方法の違いによる味と食感の変化が楽しめます。

 最後は「たまごカツサンド」。しっとりとした中身の厚焼きたまごと、カリッとした衣の食感で、たまごサンドとカツサンドのいいとこどりの味わいでした。

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「たまごサンド」以外も絶妙な美味しさだった! イチオシ2品はこれ


ポテたまサンド 550円

 名物の「たまごサンド」を3種類食べましたが、ほかにもいろんな商品があります。こちらはポテトサラダとたまごが一緒に挟まった「ポテたまサンド」。ポテトサラダとたまごという、サンドイッチの定番の味が組み合わさり、絶妙な美味しさです。

 コクのあるたまごサンドにポテサラが一緒になることで、旨みもボリュームもさらにアップしています。


宮崎豚ロースカツサンド 850円

 肉サンド系もラインナップ。マストアイテムである「カツサンド」をいただきました。

「宮崎豚ロースカツサンド」のカツは、みっちりと肉々しい食感。旨みたっぷりの豚肉がサクッとした衣に包まれています。脂身部分はジューシーなのにクドさはなく、非常にレベルの高いカツサンドでした。


ミックスジュース350円

『たまごサンドの銘店 パタパ』で味わうなら、ミックスジュースもおすすめ。関西ではおなじみのトロリとしたタイプでしたが、飲んでみると甘いだけじゃなくスッキリと爽やかな印象を残します。コクのあるたまごサンドと合わせて飲むのにピッタリです。

 ちなみに『パタパ』のサンドウィッチは一口サイズにカットされているので、パンも具材もボリューミーながら食べやすいですよ。箱もオシャレなので自分用に買って食べるのはもちろん、差し入れなどにもピッタリ。大阪旅行のお土産にもぜひ、活用ください。

(撮影・文◎けいたろう)

●DATA

たまごサンドの銘店 パタパ

住:大阪府大阪市北区中崎2-2-5
TEL:06-6377-5855
営:10:00~18:30
休:月曜
http://www.ligar-h.co.jp/patapa.html

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。