私の知り合いの先輩ママは、いつもきれいなクセ毛風ヘアスタイルが若々しくおしゃれ。きっと頻繁に美容院に通っているのだろうと思い聞いてみると、「実はクセ毛なの」と教えてくれました。40代に突入したころから髪質の変化に悩み、5~6年はいろいろと試していたそうです。悪戦苦闘したのち、前向きに捉えられるようになったという先輩ママの体験談を紹介します。

ショック!自慢のストレートヘアが40代で変化

クセ毛に困るイメージ

私は独身時代から、サラサラストレートの髪がひそかに自慢でした。しかし、40歳を過ぎたころから自慢のストレートヘアにコシがなくなり、ぐねぐねとうねるように……。肩までの長さの髪が、不規則にあっちこっちへうねるその姿はまるで、蛇の髪を持つギリシャ神話のメドゥーサ。あまりのショックと扱いづらさに、顎ほどの長さまで髪の毛を切ってしまいました。

髪を短くしても毎朝、ドライヤーやストレートアイロンでクセ毛を無理やり伸ばすことに何十分も費やしました。しばらくはなんとかやり過ごしていましたが、自慢のストレートどころか、髪の毛は傷み、クセは増すばかりです。夕方にはクセが復活し、「私の毎朝の努力は何なの……」と毎日どんよりした帰り道でした。

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シャンプーを見直すもクセ毛に太刀打ちできず

シャンプーイメージ

それまで無頓着だったシャンプーも見直しました。子どもに合わせた一般的なシャンプーを使っていましたが、ドラッグストアで、私専用のエイジングケアシャンプーを購入しました。値段は2倍になりましたが、もう一度自慢のストレートヘアを取り戻したい! 背に腹は代えられません。

市販のエイジングケアシャンプーで、ついに自慢のストレート……とまではいきませんでしたが、少しコシが戻った実感はありました。しかし、毎日のドライヤーやストレートアイロンのダメージで増強されたクセ毛はエイジングケアシャンプーでも太刀打ちできなくなり、長くは続きませんでした。

美容院やインターネットでしか購入できないような、高価なエイジングケアシャンプーも検討しましたが、子どもたちは部活に塾に習い事……受験だって控えている中、使い続けないと意味のない高級シャンプーには、なかなか手が出せませんでした。