書くことに慣れていくうちに効果を実感

日記イメージ

日記を書き始めて3日目までは、やはり食べた物や服装を思い出すのに苦戦しました。ですが4日目以降になると、思い出すのにかかる時間が短くなってきたことを実感。意識して覚えるように心掛けたせいもあるのか、脳が思い出すことに少しずつ慣れてきていると感じました。

日記にある何をしたかの項目に在宅ワークの業務内容を書くときは、作業の進行状況や予定などを1度整理できるので、備忘録代わりになり便利だと思いました。また、その日おこなう予定だった家事ができたかどうかなども日記で確認ができるので、日常生活の指針のような役割も果たしてくれています。10日目を過ぎたころには、書き終えるのにほんの数分しかかからなかった日も! 服装や食べた物も、思い出す時間がだいぶ短縮されました。

2週間がたった現在では、天気が曇りから昼過ぎに雨に変わった、夕食のお味噌汁は昨日の残りだったといったこまかい部分まで思い出せるように。最初の3日間と比べると考えられないような、大きな進歩でした。少しの取り組みでも脳に変化が表れ、活性化されていると感じるのでうれしいです。このまま日記をつけることを習慣化していこうと思います。

(広告の後にも続きます)

まとめ

たった5行程度の日記を書くことで本当に変わるのかな……と最初は半信半疑でしたが、普段の生活に役立つことも多いので、試してよかったと思いました。肝心の物忘れへの効果ですが、今までは思い出せないままになっていたことが、少し時間をかければ思い出せるようになり、少なくとも忘れっぱなしが減ったと感じました。いつか取り返しのつかないミスをしてしまうことを心配していたので、今後も5行日記を習慣化すればそれを未然に防げるような気がします。

自分の生活を俯瞰するのも良いものだと感じました。これからも5行日記を続けて、加齢に負けないように脳の働きを回復する努力をしていこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

著者/あめあがりのにじ (46歳)
映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。