いざ病院へ!そして眼科医の診断に泣く

女医と問診しているイメージ

名前を呼ばれて診察室に入ると……先生は同い年くらいの女医さんでした。

私からの説明が終わるやいなや、「これは眼瞼下垂ではありません」とぴしゃり。「眉に手を置いて、目を閉じてから開けてみてください」と言われそのとおりに目を開けました。すると、「開きますよね。眼瞼下垂の人は目が開けられません」「あなたの場合は病気ではなく老化現象です」と言われてしまいました。

先生のお話では、瞳の中心からまぶたの縁までの距離が3.5mm以下、つまり瞳孔の半分がまぶたで隠れると「眼瞼下垂」と診断するそうです。

「審美的な手術を保険適用でおこないたい人」と見透かされているようでとても恥ずかしく、すごすごと病院を後にしました。

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まとめ

私と同じように、下がってきたまぶたをなんとかしたいと考える方は多いのではないでしょうか。インターネットで調べるとたしかに症状は一致しますし、保険適用で手術できるかのようなうたい文句もあふれています。

しかし今回の一件から、保険適用のハードルは思った以上に高いことがわかりました。過度な期待はするべからずだと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。

著者/矢野 ハル子
元・印刷会社の営業職。趣味は料理と散歩。お金の勉強やミニマルな生活、終活に興味がある。