20代は外回りの営業、30代は子どもと公園を駆け回る日々。「日焼け対策」なんてどこ吹く風と無頓着だったため、40代はそのツケが! 見事なシミ・そばかすに悩まされるハメになりました。そんなある日、近所の総合病院に子どもを連れて行った際に目に留まったのは、「美容皮膚科で悩みを解決しませんか?」の貼り紙でした。

美容皮膚科で初めてのレーザー治療

待合室に貼られていた美容皮膚科が新設されるという貼り紙。私はそれにピン!と来ました。早速、予約を取ってカウンセリングを受けました。担当してくれたのは美意識の高い女医さんで、私の顔をまじまじとのぞき込み、「これはひどいですね。でも、きれいになりますよ」と言って、レーザー治療の説明をしてくれました。

ひと言で「レーザー治療」と言っても、方法はいろいろありました。痛みは大きいけれど効果が高く短期間で終わるもの、痛みは少ないけれど効果が表れるまで長期間かかるものなど。私のシミは広範囲にあって色素が濃かったので、先生は効果が高いほうを選んでくれました。子どもの卒業式を4カ月後に控えていたので、短期間で終わるのも私にはちょうどよかったです。

いよいよ施術当日。顔全体の写真を撮り、洗顔。目にカバーを付け、照射開始。顔を輪ゴムで弾かれているような痛みが10分程度続きました。頬のほぼ全体に照射したのでかなり痛かったですが、我慢、我慢。最後に、照射した部分に炎症止めの軟膏を塗って終了しました。軟膏でテカテカ、顔全体が熱を持ったような感じでした。価格は5万円でした。

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治療後は洗顔に注意!

洗顔のイメージ

シミ・そばかすは翌日から一つひとつが赤くなり、その後、1週間かけて黒くなっていきました。3日後、再来院して肌の様子を診てもらうと、問題はなく経過は順調。この1週間は、外出するのがとても恥ずかしかったです。帽子をかぶり、マスクをつけて、会う人ごとにレーザー治療したことを説明していました。ただ、ただ、きれいになることを信じて過ごした日々でした。

その間に特に注意したのは洗顔です。「ごしごし洗って、かさぶたを無理に剥がすことがないように」と先生から言われていたので、気をつかって洗顔していました。2週間ほどするとシミ・そばかす部分にできたかさぶたが徐々に剥がれていき、「ここにシミがあったの?」というくらいきれいになりました。

その後、先生から提案されたのは3カ月後、今回取り切れなかったものを再度レーザーの出力を弱くして再照射するという処置です。私は再度の施術を決意。初回より出力が弱かったので、痛みは3分の1程度に感じました。価格は30,000円でした。