耳鳴りやめまいは多くの場合、内耳の不調が関係しています。「耳」のゾーンである足の第4指と第5指のゾーンを押しほぐし、ケアしましょう。東洋医学では、耳鳴りやめまいは「腎臓」に原因があると捉えます。合わせて「腎臓」のゾーンも押しほぐしてください。【解説】鈴木きよみ(アンピール代表・足裏研究家・足のひと®)

解説者のプロフィール

鈴木きよみ(すずき・きよみ)

足裏研究家。自由が丘で延べ30万人以上の足を見る。その中で培ってきた経験をベースに、独自の足の裏ほぐしの理論と技術を確立。企業でのセミナーやスクールでの講師、TVや雑誌など、幅広い分野で活躍中。近著『すべての不調は足裏を見ればわかる!』(ワン・パブリッシング)好評発売中。

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症状別 足の裏のほぐし方
【耳鳴り・めまい】

[別記事:現代日本人にベストマッチの「足の裏ほぐし」足の裏診断&足の裏治療マップ→

耳鳴りやめまいは多くの場合、内耳の不調が関係しています。これらの症状に悩む人は、「耳」のゾーンである足の第4指と第5指を押したときに痛みを感じることが多いものです。これらのゾーンを押しほぐし、ケアしましょう。

東洋医学では、耳鳴りやめまいは「腎臓」に原因があると捉えます。そのため、合わせて「腎臓」のゾーンも押しほぐしてください。

刺激する反射区

▶︎両足の場合は左足から押しほぐす
▶︎手の形の詳細は冒頭別記事参照

❶耳[両足]

【手の形】
親指プッシュ

【スタート位置】
第4指の根元

【やり方】
スタート位置に親指を当てて圧をかけながら、指先までしごくように押しほぐす。押しほぐしながら、根元まで戻す。これを3回くり返す。第5指でも同様にして押しほぐす。

❷腎臓[両足]

【手の形】
関節プッシュ

【スタート位置】
第3指の根元から指幅4本分下

【やり方】
スタート位置に人さし指を当てて5秒ほど圧をかける。5秒たったら圧を弱め、もう1度同じように圧をかける。3回押しほぐす。

この記事は『安心』2022年5月号に掲載されています。

画像参照:https://www.makino-g.jp/book/b603865.html