「筋膜プリプリ体操」のやり方

最低でも、週に3回は行う。タイミングはいつでもいいが、風呂上がりなどの体温が上がったときに行えば、体が動きやすいのでお勧め。
便秘予防のため、体をねじるときは必ず右から行う。
1動作20秒を目安に、なるべくゆっくり行う。痛みや違和感があるときは無理をしない。
息をゆっくり吐きながら動くことを意識する。

基本
いすのキャット&カウ

 
息を吐きながら、上体をゆっくり右へとねじる。右手はいすの縁をつかむ。
 

 
 
③の状態のまま、胸を開くようにして、息を吐きながら上体を後ろに倒す。
 
 

 
 
背すじを伸ばして肩の力を抜いた状態で、へそを内側へ引き込むように下腹に力を入れて座る。両ひざを合わせ、両手はひざの上に置く。
 
 

 
 
左腕を伸ばし、息を吐きながら上体を右に倒す。腰の位置は動かさないようにする。
 
 

 
 
上体を前に倒して20秒キープし、腰を伸ばす。左側も同じように行う。

耳鳴り全般・耳閉感
耳ねじり

姿勢を正し、両ひじを横にピンと張った状態で、親指が後ろ、人さし指が前に来るように両耳の上部をつまむ。

両ひじを前に出しながら、手のひらを返すように、両耳を上に向けてねじる。

両ひじを外に広げるようにして、両耳を外側に引っ張る。

両ひじを後ろに引き、刺激が変わるのを感じながら両耳を後ろへ引っ張る。

両ひじを下げ、耳を下に引っ張る。

耳の中部・下部をねじる場合は、①の指の位置を逆(親指を前、人さし指を後ろ)にする。ねじる際も、両耳を下に向けてねじる。

低音性の耳鳴り
ハチの羽音ポーズ

 
いすに深く座り、体を前に倒して両ももにひじをつく。両方の耳の穴を指でふさいで軽く目を閉じ、鼻から息を吐きながら、「ん~」とハチの羽音のようにうなる。息を吐き切るまで行う。

この記事は『安心』2022年5月号に掲載されています。

画像参照:https://www.makino-g.jp/book/b603865.html